- Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062836647
作品紹介・あらすじ
謎は、すべて解かれる!
社会現象まで巻き起こした一大ムーブメントの“巨大な謎”が、いま明らかに!!
雛見沢村を襲ったあの凄惨な事件から、遡ること1年――。昭和57年の初夏、窮屈なお嬢様学校を脱走した園崎詩音は、興宮の街で北条悟史と出会う。不器用だが妹思いで爽やかな優しさを持った彼に、急速に心惹かれる詩音。だが、悟史が抱える「家庭の事情」が、秘祭“綿流し”の夜を境に激変してしまい……。壮絶な悲劇のすべての火種が、今ここにバラ蒔かれる!!
かつてない恐怖、そして来るべき未来の物語(ストーリーテリング)の可能性を斬新に詰め込み、あらゆるメディアを席捲したゼロ年代の記念碑的一大ムーブメント、『ひぐらしのなく頃に』。その「解答編」の最終形態が、今ここに小説として結晶する――。
圧倒的なまでに“小説”の力を見せつける竜騎士07からの新たな挑戦!!
感想・レビュー・書評
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昔アニメで視聴していましたが、やはり小説で読まないとろくに理解できてなかった部分が多々あったので良かったです。詩音と魅音の気持ちもじっくり描かれていて分かりやすい。下巻も楽しみ。
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解答編でも、まだまだ謎は明かされず……。詩音が影でどう関わっているのかの裏説明的。問題編でレナが言った、どうして悟史と同じなのか、をじんわりと認識させられる感じでした。圭一もそうですが詩音も激昂型で、読んでいてこちらも体力を使います。双子の葛藤、悟史の葛藤。まだまだ物語は終わらなそうです。
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目明し偏すきです。魅ぃ詩ぃのゴタゴタたまらん。
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ようやく解答編に辿り着きました。
読み始めて分かったんですが、今回の解答は
最初の「鬼隠し編」に対応してる訳ではないんですね。
村を裏から操る絶対権力者「園崎」家の双子の妹
「詩音」目線でシナリオが綴られる。
上巻を読む限りでは第3話の「祟殺し編」に
対応しているような流れですが、細々と他のシナリオで
登場するエピソードも挿入され、序々に理解、把握が
困難になってきます...。
基本的に終始...背後に纏わり付くようなイヤーな
悪意と狂気が静かに姿を見せるような恐怖感を
感じます。続く下巻で、一つの真相の可能性が
どのように展開されるのかな...? -
解答編の始まり。
謎がつながっていく感じが良かった。 -
ついに解決編刊行開始。特にこの「目明し編」を私は偏愛しまくってます。とっても切ない、一番残虐で悲劇的な物語。決して共感できるわけではないけれど、彼女の壊れ方はあまりにも哀しいなあ。
まだ量的には半分、質的にはほんの序盤。後半の展開を知ってはいるけど、楽しみです。 -
目明し編は怖いけど、ひぐらしの中で一番好き。そして切ない…
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詩音と悟史くんの淡い恋のお話。・・・・・・で終わるはずのないひぐらし。まだ綿流しの解答はなされていませんが、いろいろ納得することもありました。爪剥ぎのところはあんまり想像したくないですね・・・。下が早く読みたいです。ともひさんのイラスト好きです!