車いすはともだち (世の中への扉)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 39
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062870245

作品紹介・あらすじ

車いすに乗ってなんにでも挑戦する子どもたち、使いやすくてかっこいい車いすをつくる大人たち、スポーツの世界でがんばるアスリートたちの3つの世界から、生活をともにする「ともだち」としての車いすを描きます。
その内容は――。

■まえがき はじめてのレース
■第1章 車いすのポルシェをつくりたい
天皇皇后両陛下が、工場見学にやってきました。
お2人はなにを知りたかったのでしょう?
■第2章 四年後にえがいた夢
歩くことができなくなり「脊髄炎」という病名を知らされた青年が、
パラリンピック中継を観たあとにとった行動は?
■第3章 スーパースターの車いす
車いすテニスの金メダリスト・国枝慎吾選手のこだわりと、
車いすエンジニアとの共同作業。
■第4章 ちいさな夢をそだてる
「ぼくが乗る車いすはないんだ」少年のそのひとことがヒントになって、
子ども用スポーツ車いすの開発が始まりました。
■第5章 未来への一歩
車いすが育んだ、凌くん(小6)のリーダーシップと
杷奈さん(小3)のわくわく好奇心
■第6章 夢舞台でのチャレンジ
「いちかばちかの勝負を」――陸上銀メダリスト・佐藤友祈選手が
パラリンピックの決勝で選んだ戦法は?
■あとがき そして、東京パラリンピックへ

2020年のパラリンピック東京大会を前にして、子どもも大人もぜったい読みたい、心がバリアフリーになるンフィクション作品です。

感想・レビュー・書評

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  • みなさんは車いすに乗った人たちが走る姿をみたことがありますか?車いすで学校に通っている主人公は東京パラリンピックへのすばらしい話です。
    ―L.K.先生

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著者プロフィール

城島充(じょうじま・みつる)
ノンフィクション作家
1966年、滋賀県生まれ。関西大学文学部卒業。産経新聞社会部記者を経て、2002年、ノンフィクション作家に。
児童向けの作品に、阪神淡路大震災でふたりの子どもを失った家族を取材した『にいちゃんのランドセル』、スキージャンプ・葛西紀明選手のソチ五輪までの道程と故郷の子どもたちを描いた『レジェンド! 葛西紀明選手と下川ジャンプ少年団ものがたり』(第61回青少年読書感想文コンクール課題図書)、義足でなんにでも挑戦する子どもたちと応援する大人たちを描いた『義足でかがやく』(すべて講談社)がある。一般向け作品に、『拳の漂流』(ミズノスポーツライター賞最優秀賞、講談社)『ピンポンさん』(角川文庫)などがある。

「2018年 『平野美宇と伊藤美誠 がんばれ! ピンポンガールズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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