- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062879217
作品紹介・あらすじ
もう疲れたよ…でも、止まれない。女たちを包囲する"モテ"の真実。
感想・レビュー・書評
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最後の1章はいらないおまけ。モテかわを目指す女子とオタク男子のやっていることが同じというのには驚いた。
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新書って、ワンテーマをわりと客観的に概説してくれる類かと思っているんだけど、まるでエッセイのような新書だった。しかもタイトルと中身がだんだんずれていく感じも。
けっこう述べていることはうなずける。でも、それを支えてくれるような論が展開されているわけではないので、共感はできるけど知識が深まる・広がるってわけじゃない。こんな新書もあるんだね。 -
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『非モテ!―男性受難の時代』(三浦展)への女性目線からの返答――というよりも、女性雑誌読みによる「女のI WANNA BE ADORED」徒然草といった方がいいだろう。
AMAZON書評でも触れられている終章は確かに自分語りなのだが、自分には落としどころの無い話を苦労して自分に引き寄せて落ち着かせようとしているように読めた。
オタクと"モテたい女性"が表裏一体と言う指摘は鋭い。
というか反発が怖くて男はそんなこと書けないだろう。「スイーツw」という罵り言葉はその関係性を反映させているのかな? と思った。 -
時間があれば
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理由もなくもてたい
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女性誌を中心にモテブームを消費の観点から分析。男性との差も面白い。
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男女の認識の差って虚しい‥というか、滑稽だなぁと感じた一冊。
とくに女性誌(ファッション誌)が扱う特集についての考察が笑えた。
女たちが自分の株を上げるために彼友さえ利用し、「○○の彼女って、いい子だな!」という一言を引き出させようと裏でせっせと策を講じているというのに、当の男たちにしてみれば「友だちの彼女について、男同士であれこれ言うことはない」んだそうな。…がっくし!笑
それって裏を返せば、女は友だちの彼氏について「○○の彼氏って、かっこいいね/優しいね」とか言ってるってことなんだけどね。だから男も同じと考えたか、あわれ世の女子たちよ…。( ̄∀ ̄;)
こういうところに、男女の見方の違いが表れていて面白いなと思った。女性にとって大事なのは関係性だ~というのが、なるほど頷ける話である。
しかしタイトルに似つかわしくない、意外とお堅い内容にビックリ…。Σ(゚v゚;)
そのわりに文章は砕けた感じで、ちょっと読みづらかった。 -
FRaUのくだりから、一気におもしろくなった。
終始皮肉に満ちているが、心が元気な時に読んだら面白いと思う。
173 支えは、「そのことが好きで、向いている」
187 成功したのち子供も持つ
227トラウマを語る自助グループは、重症者は回復に向かうが、軽症者は悪化する
228人間は、自己を支える物語がなければ生きるのがむずかしい。