- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062880251
作品紹介・あらすじ
ベルリンの壁、キューバ危機、ベトナム戦争から9.11、オバマの登場まで。学校では教えてくれない激動の世界史。
感想・レビュー・書評
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マンガ現代史・・・現代史・・・かぁ。
そんなぼやーっとした言葉じゃなく
アメリカ911を中心とした本だったから
そう書いたらいいのになと思いました。
しかもよんだら続編って・・・。
立ち読みしたときはイラスト多くて読みやすいかなとおもったけど
よんでくとやっぱり文字は多いし、
でもキャラクターしゃべりだし(「〜だにゃ」とか)
簡単なのか、難しいのか・・・。
でもこんな内容だし、簡単にはかけないですよね。
とりあえずブッシュがかなりめちゃくちゃっていうのは
わかりました。
ほんとすごい人が大統領になって、すごい戦争をはじめちゃったんですね・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
非常にわかりやすい
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・キューバ危機以降南米に社会主義化の波が… アメリカに資源を搾取されていた
・ベトナム戦争による財政悪化を受けてブレトンウッズ体制へ
・ソ連はアフガンでの失敗がたたって崩壊の道へ
・イランはシーア派。イラクもシーア派が多かったが、フセインはスンニ派 → イラン・イラク戦争へ -
古本屋へ
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相手を思いやることが一番大事なのかもしれない。
何が幸せかは人によって異なるだろうが、
健康で平和がある世界で、家族や友人と過ごし、
やりたいことや夢を見て生きていけるのがよい世界なのではないだろうか。
ただ人の欲は留まることを知らず、憎しみはすべてを破壊しようとする。
得た利益は手放したくはない、もっと欲しい。
そこから一歩離れて、
人ためにやれることがあれば、
世界は大きく変わっていけたのかもしれない。
暴力と憎しみが溢れた近代史を少し理解できたような気がしました。
(以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
○アメリカは「日本上陸作成を行えば、100万人以上が死んだだろう。
原爆を使って35万人が死んだが、本土上陸作戦なしで戦争が終結したのだ。
つまり差し引き65万人の命が助かったのだ」ニャんて、
兵隊が戦死するのも、非武装の一般市民を殺戮するのもゴチャ混ぜにして
堂々と正当化しているニョだ。(P.25)
○今じゃアメリカの軍事予算は年間約6500億ドル、世界の軍事費の半分。
一家族4人で8600ドルの税金が、毎年、軍と軍需産業に流れる・・・。
教育や医療などに活かすべき税金が軍事に消えるんだ。
もう、軍需産業がすっかりアメリカ経済の構造の一部になっちゃってて、
アメリカ経済を支えている。
適当に軍拡競争をしたり、戦争したりしないと、アメリカ中が不景気になり、
失業者があふれちゃう。
景気刺激のために、どの大統領も例外なく戦争をやるわけだよな。(P.53)
○働けば働くほど稼ぎが増える個人農場では、みんな見違えるほど働くようにニャった。
全農地の3%に満たない個人農場で、
ニャンと全農作物の4分の1を生産してしまったニョだ。(P.105)
○ワシらが間違っていたのだろうか?
いや、人間の知性とモラルが共産主義のレベルに達していないのだ・・・。(P.110) -
歴史に新しいも古いもないね。
アメリカ大統領が交代する今、世界の紛争、戦争の歴史って再確認できた。
やだよね、おとなのけんかって… -
現在の国際情勢を冷戦まで遡って、批判的な目線で分かりやすく解説している。
なぜテロが起こっているのか過去の歴史から紐解くことができる。
ブッシュは本当に災いを世界中にバラまいたとんでもない奴だ。罰せられるべきではないか?
日本の憲法九条改正もこれで断固拒否しなければならないことがハッキリした。なぜなら軍事費は国民一人ひとりの負担なんだから。軍事費ではなく教育費に使われるべきだ