- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062883535
作品紹介・あらすじ
発音はハチャメチャと完璧の間を狙う。語彙を増やすためには、とにかく「たくさん」読む。文法がまちがっていると「教養がない」と思われる。好きなこと、関心があることで英語を学ぶ。など、話すための基本、難関の試験克服法など日本人が「英語の壁」を乗り超えるための新常識10を伝授。英語が苦手な人でも、本書を読んで「英語なんて簡単さ」と自信を持とう!
感想・レビュー・書評
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意外と鵜飼ファンなボブです。
随所に鵜飼イズム的なものが散りばめられています。英語学習の大いなるヒントになるのではないでしょうか。英語が苦手なボブですが、大いに励まされ、目標を見失うことなく、語学を勉強し続けられそうな気がします(弱気)。
実際に会ったことはないですが、人柄と情熱を感じる1冊でした(^o^)/詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
過去から現在にかけてもなお英語学習で多数メディア出演されてる鳥飼さんの本。
インフルエンサーのような派手なアプローチをせず、地道に信頼を勝ち取り英語教育の重要性を説いた方であり、この本からもそれが垣間見れた。
ホームステイ制度のはじまりが、フランスとドイツの学生間で第二次世界大戦のねじれ解消を目的としていたことは驚きだった。 -
映画を発生型で観る“ファン・サブ”(ファンによるサブタイトル)が目から鱗でした。
関西弁にしておもしろく入りやすい訳つけたらすんなり入ってきそう。
鳥飼先生の文章はいつも読みやすくておもしろくて勉強になるので大好きです。 -
長崎通詞(江戸時代、オランダとの貿易で通訳を果たしていた人)の話がけっこう衝撃的だった。オランダ人から英語を教わり(とはいえオランダの人も英語を教える先生ではない)、しかしそれでもアメリカ人との会話は成り立たない。日本に密入国しようとしたアメリカ人が捕まえられ、頭を下げて英語を教わった姿勢には逆にこっちが頭下がる。ましてそれがあったからペリー来航に備えられたという…。凄まじい日本史である。小説、『海の祭礼』読んでみよう。
ともあれ、どんな形で英語を使いたいかは明確にしとかないといけない。旅行で使う英語、ビジネスで使う(会社の取り引きやスポーツまで幅広い)英語なのかイメージしとこう。
任侠映画見まくって日本語覚えたらとんでもない言葉遣いを覚えてしまった外国人がいるように(笑)、英語もまたしかりらしい。それはそれでちょっと面白いが、映画を見て(字幕なし)英語を覚えるのはやってみようと思った。好きなところから入る。やはりこれに尽きるな。 -
上の情報だけで、具体的にどうしろこうしろみたいなことはない。説得力あるけど、読んで数日経った今中身全然覚えてない、、
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日本人が悩んでいることが我が子とのように書いてありひきこまれてさっと読み進んでいけた。なかでも英文法をしっかり身に付けたいと感じたこと。英語を学ぶことは人生の挑戦くらいに考えるんだと目からうろこでした。
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NHKでしばらく見ていた先生。わかりやすいがなかなか。
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英語を学ぶ上の心構えを説いてくれる。語学にあまり触れてこなかった人にとっては面白いだろうが、自分には物足りなかった。
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「あとがき」で著者は、「どのように学ぶかは学習者が個々に考えて選択すべきことだと考えてきた私が、あえて学習方法に踏み込んだ」と述べており、本文中ではとくに、「英語を覚えようとするのではなく、知りたい内容、興味のある内容を英語で学ぶ」というアプローチが取り上げられています。
ただしそれも、自分なりの英語学習の目的を設定し、自分にとって適切な学習法を自分自身で考える「メタ認知ストラテジー」の重要性から導かれる学習方法であり、著者の基本的なスタンスは少しも変わってはいないと言ってよいと思います。とくに、音読やシャドーイング「だけやっていればいい」といったような、目標もない盲目的な英語学習を反省して、自分と英語との関係について振り返って考えてみるには、よいきっかけになる本だと思います。 -
発音はハチャメチャと完璧の間を狙う
語彙を増やすには丸暗記よりもたくさん読むこと
文法が間違っていると「教養がない」と思われる
早期英語教育、英語ブームに警鐘を鳴らしつつ、
ほんとうに英語を身につけたい人のために英語学習の新たな視点を提起