キングを探せ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 816
感想 : 68
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062931823

感想・レビュー・書評

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  • 4人による交換殺人を描いた本格ミステリー。
    本シリーズを読むのは初めてだが、ミスリードの巧みさを感じる。

  • よく練られていておもしろい。だれもが理解できるトランプを用いた交換殺人の流れはわかりやすく、シンプルで好感。ただ、軽さも否めない。偶然の寄与はちょっときにいらない。

  • 本格ミステリー。初めてこの作者の作品を読んだけど、読みやすかった。

  • 途中までの展開はスピード感があって期待値が上がっていったが終わりに向けて失速した感が否めなかった。交換殺人というよくあるトリックを四重にするというのは面白く、また法月親子の掛け合いもまたよかった。頭を柔らかく使って読めばもっと楽しめたかも。

  • 普通

  • スタート地点から犯人の手法はわかっているので、最初は少し面白さに欠けるが、後半から一気に面白くなる。

  • 最初からずっと引っ掛かっていたことが、最後に意外なかたちで腑に落ちる。無駄がなくスイスイ読めるのに頭を使う、王道ミステリー。

  • 4人で交換殺人を行う場合、何通り?
     4人の殺意が集結し、4重交換殺人が発生。犯人グループと法月&綸太郎コンビによる頭脳戦を堪能できる。トランプを使った仕掛けや、タイトルのネーミングセンスも光っており、2013年本格ミステリベスト1位も納得。
     上記の通りパズラーとしての醍醐味は十分だったが、クライマックスの盛り上がりは今ひとつ。加えて、割とたんたんと話が進んでいく印象だった。登場人物に個性が感じられなかったからかもしれない。

  • 法月綸太郎シリーズ。交換殺人しかも4重というテーマに興味をもって手に取りました。犯人グループの動きと、法月親子の動きが絶妙に語られて行きます。うーん、絶妙ではあるが、やはり、なんか逆算臭さが気に入らないなぁ。。。新本格系の作者と肌が合わないかも(笑)2015/10読了。

  • ナンパ目的でボランティアに参加する奴っているんだな、と思いながら読み進めました。
    他のシリーズも読んでみたいと思います。

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著者プロフィール

1964年島根県松江市生まれ。京都大学法学部卒業。88年『密閉教室』でデビュー。02年「都市伝説パズル」で第55回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。05年『生首に聞いてみろ』が第5回本格ミステリ大賞を受賞し、「このミステリーがすごい! 2005年版」で国内編第1位に選ばれる。2013年『ノックス・マシン』が「このミステリーがすごい! 2014年版」「ミステリが読みたい! 2014年版」で国内編第1位に選ばれる。

「2023年 『赤い部屋異聞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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