- Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062933926
作品紹介・あらすじ
廃線間際の赤字ローカル線。その未来を託されたのは新幹線の若きカリスマ・アテンダント。読めば元気が出る痛快鉄道再生ミステリー!
感想・レビュー・書評
-
ローカル赤字鉄道の社長に抜擢された元カリスマ・アテンダント。彼女の快進撃と共に社員が一丸となって会社を立ち直らせていく。しかし、その陰に黒い陰謀が。
こんなストーリーで楽しく読めました。
話がだんだん大きくなってきてどうなることかと思いましたが、無事解決してスッキリ。
会社の悪癖が次々と解消していく様は、読んでいて爽快な気分にさせてくれます。現実もこうなるように努力したいと勇気づけられる一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
鉄道で街を盛り上げるというストーリーが自分にとても刺さる内容で面白かった
自分もこんなふうに仕事がしたい -
赤字経営のローカル線を、知恵と熱意で存続させようとするストーリー。 逆風に耐えて勝利を勝ち取るというのは、逆風が強ければ強いほど後味が爽やかで後味がいいね。(^_^)v
-
線間際の赤字ローカル線。故郷の未来を託されたのは、たったひとりの新幹線アテンダント。立ちはだかるのはやる気を失った社員、一筋縄ではいかない経営幹部、次々起こる不穏な事件…。
-
赤字続きのローカル線を黒字化し、再生の道を模索するため、地元出身で新幹線カリスマ・アテンダントの篠宮亜佐美、31才が社長に抜擢された。
とにかく、お金をかけずにお客さんを呼び、楽しんでもらう。
地元の人たちの生活を支えるローカル線を守るため、奮闘する篠宮。
役所からの出向で来ている副社長の鵜沢と仲間たちと力を合わせて少しずつ黒字化していく。
ただ、そこに黒い影が…
お仕事小説。
2023.2.3 -
廃線の危機にあるローカル線をなんとか復活させよう!賑わいを取り戻そう!と素人社長と、宮城県庁から出向している副社長が、やる気のない社員や、協力する気持ちのない部署の技術職のみんな、地元を巻き込んで奮闘するお話。とてもわかりやすく痛快ですが、妨害してくる人たちの目的とかがわかってくるところが少し説明不足かなぁ。でも、客寄せパンダで構わない!と頑張る篠宮の24時間仕事のことを考える姿がすごいし、読者にもやる気を起こさせる。それに感化されていく社員や副社長鵜沢の変わりようも面白い。少し古い作品ですが、愛媛と高知を結ぶ予土線を思い浮かべてしまいました。予土線も色々イベントとかして頑張ってるよなぁと思いました。
-
前半は、鉄道を再建するため繰り広げられる展開で、人間関係がどの様になっていくのだろうと、ワクワクしながら読み進んだ。後半は、事件に重点が置かれちょっと物足りなかった。
-
あっという間に読み終わった。爽快な話だった。4.5くらいかな
-
タイトルに魅せられて~
-
面白そうだったので購入。
元新幹線のアテンダントがローカル鉄道の社長になるという話です。昔だったら、ありえないストーリーですが、読んだ当時、リアルに外部から社長を呼ぶということがあったので、より現実感がありました。
再生ストーリーかと思いきや、ミステリー色も加わって、最後まで飽きさせませんでした。
赤字ローカル線事情の裏側を知ることができましたし、アイデアを出し合い再生へと奮闘する姿も楽しむことができ、面白かったです。