- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062934985
作品紹介・あらすじ
「静かな夜には口笛を吹きたくなる奴がいるものです。口笛が聴こえる夜は、もうすでにいつもの夜とは違いますからね」
四国と淡路島の境目にある〈恋路ヶ島サービスエリア〉。このサービスエリアの売り子になると、一年以内に恋人からプロポーズされるという伝説がある。そんな伝説を信じるでもなく信じている恋路ヶ島出身の理代子は、自宅アパートとバイト先のサービスエリアを往復する平凡な日常を送っていた。ある夜、謎の新入り清掃士マキノの「静かな夜です。気をつけて」という一言から、理代子は事件に巻き込まれていく。 死体を運ぶ兄弟、有名司会者と愛人、人類嫌悪団体〈ノア〉……。人生の小休止=サービスエリアに、その夜集まった“獣”たちが繰り広げるポップでちょっとシリアスな、長編ミステリ。
感想・レビュー・書評
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おお、破茶滅茶な展開に気を取られていて本筋の謎解きがわかんなくなっちゃった。どこからどこまでが誰の話だったっけ。もっかい読むか?いや、もっかい読んでもわかんない、そんな気がする。大凡な話。
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冗談ですかと聞きたくなるような展開の殺人事件がぽこぽこ起きる。
真剣なんだかギャグなんだかわからない感じですが、テンポは良くてこういうものかと納得できれば面白い。アクロバティックなミステリ。 -
いまいちつかみ所のない作品だった。読み終わってもどうもすっきりしない。
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サービスエリアで起こるシチュエーショントラブルのような話。
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サービスエリアで起こる摩訶不思議な事件のかずかす。時系列が最後になるにつれてあれってなってくるのは私だけでしょうか。そしてマキノさん、あなたはもしや。
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"獣"たちがSAで繰り広げる、ポップなミステリ
恋路ヶ島SAの売り子になると、一年以内にプロポーズされるという伝説がある。ある夜、自宅とバイト先のSAを往復する平凡な日常を送っていた理代子は、新入り清掃士との出会いから騒動に巻き込まれていく。