隠密 味見方同心(九) 殿さま漬け (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 110
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062938068

作品紹介・あらすじ

魚之進、絶体絶命! 兄の仇は御三家絡み。ついに突き止めた兄殺しの犯人は、大物過ぎて手が出せぬ。迫真の最終巻。

感想・レビュー・書評

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  • 「串刺し大福」「海苔巻きうどん」「梅干し饅頭」「殿さま漬け」最終巻。魚之進の活躍をもう少し見たかった気もするのでさみしい。でも兄の敵を討ち、お静さんにも思いを告げ、大団円ないい最終巻でした。敵討ちの日が波之進の命日だったのが、なんともいえない気持ちになります。最後、お静さんはなんて応えたんだろう。魚之進の反応からすると…。楽しく読めたシリーズでした。それにしても殿さま漬けは贅沢だなあ。食べてみたい。

  • ハッピーエンド!

  • シリーズ最終巻。
    とりあえず、水戸藩のダメなヤツがダメだったみたい。

    ラストは、それなりのハッピーエンドだったし、これはこれで気軽に楽しめるお江戸モノとしては良かったように思います。

    なんだか西京漬けのお魚とか食べたくなったな…(笑)
    日々、体さんに良い美味しいものを食べて生きなくては…。

  • 案外あっさり終わってしまったな。

  • 2018.04.24.読了

    えっ、これが最終巻なの!
    ショックです。

    もう魚之進にも、お静にも、にゅんこの麻次にも会えないなんて。
    この3人が大好きです。
    というより、風間真知雄さんの登場人物は
    みんな大好きなんですけど。

    立派な同心にもなり、
    兄貴の仇討ちもでき、
    おそらくお静の事も引き止める事も出来たのだと思います。
    お静は魚之進の良さを誰よりもよくわかっているので、大丈夫だと思います。

    風野さん 兄貴の仇討ちが終わっても、
    魚之進の同心人生はまだまだ続くはずですので、
    またよろしくおねがいします!

  • 2017年12月講談社文庫刊。書下ろし。シリーズ9作目にして、最終巻。気になっていたお静の行方が定まって良かったです。巨悪への対応も見事だし、大団円です。

  • ついに完結。

    魚之進も、すっかり一人前の“味見方同心”になりましたね。

    そして、ラストのお静の返事は・・。

  • 201712/つまらなくはないけど、長々と9巻まで続けてこれか…っていう。

  • 兄の仇は御三家絡み……思わぬ敵に魚之進は絶体絶命!? 兄・波之進を殺害した下手人を追って浮かび上がってきたのは、かの御三家水戸藩。そんな大物が相手では、兄貴の仇はもう諦めるしかないのか……落胆する魚之進だったが。大人気時代小説、迫真の最終巻!

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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