アンデッドガール・マーダーファルス 2 (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 751
感想 : 96
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940306

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ2作目♪

    今作も豪華キャストが勢揃い!
    シャーロッホームズにワトソン、アルセーヌルパン、ファントム、そして切り裂きジャック、、これでもかってくらい有名どころが続々と登場。
    もちろん主役は鳥籠使いの3人組。
    ルパンが奪うと予告した芸術品を守りトリックを見破るため、ホームズ達と共に集められた。
    果たして芸術品は守る事が出来るのか。

    とにかく大物が出てきすぎ!
    他にも1巻目に出てきた人造人間がヴィクターと名付けられ悪の一味になって出てきたり、鴉夜がずっと探していた男とも出会ったりと、もうてんやわんや!
    ちょっとドタバタ忙しかったけど、この有名人達を見事に使い切って、うまくまとめてくるなんてスゴい!
    個人的には1巻目の方が好きだったけど、それでも面白かった◎

    続きも楽しみ〜!

    • mihiroさん
      マメムさん、初めまして〜(*^^*)
      コメントありがとうございます♪
      そうなんですよ〜、こんなオールスターのコラボなかなかないですよね!
      ち...
      マメムさん、初めまして〜(*^^*)
      コメントありがとうございます♪
      そうなんですよ〜、こんなオールスターのコラボなかなかないですよね!
      ちょっとでも知った名前が出てくると、それだけでワクワクします〜笑✌︎(๑˃̶͈̀◡︎˂̶͈́๑)✌︎
      2024/02/18
    • mihiroさん
      和尚〜〜*\(^o^)/*
      めっちゃオールスターでしょ♪
      でも実はオペラ座の怪人とか切り裂きジャックとか名前しか知らない〜笑笑
      和尚〜〜*\(^o^)/*
      めっちゃオールスターでしょ♪
      でも実はオペラ座の怪人とか切り裂きジャックとか名前しか知らない〜笑笑
      2024/02/18
    • 1Q84O1さん
      オールスターに一休は登場しないのかな…??w
      オールスターに一休は登場しないのかな…??w
      2024/02/19
  • う~ん、『1』は結構好みだったのだが。
    思っていたよりもミステリ色が失われ、どちらかというとドタバタアクションものになってしまった。
    アクションは映像変換苦手で、流し読みになってしまうのですよね。

    不死の鴉夜は自分の首から下の身体を取り戻すため、半人半鬼の津軽は自分に施された所業の恨みを晴らすため(だっけ?)、「M」の刻印されたステッキを手掛かりにベルギーからロンドンへくり出す。
    そこでは折しもアルセーヌ・ルパンが、オペラザの怪人(ファントム)を仲間に引き入れ、地元の富豪収集家フォッグの屋敷に保管されるブラックダイヤモンド「最後から二番目の夜」を盗み出す予告状を出したところ。

    フォッグから、警備強化のために依頼された3組のコンビ。
    1、輪堂鴉夜、真打津軽の怪物探偵。
    2、ホームズ、ワトスンの本格探偵。
    3、「最後から二番目の夜」の盗難保険を受け持つ保険機構ロイズ警備部からの敏腕エージェント、レイノルドとファティマ。
    出会いの事情やそれぞれの裏の思惑から、みんな仲良くというわけにはいかず、ぎすぎすした状態での警備が始まる。

    ルパンvs警備陣の宝石争奪戦の中、さらに加わる謎の一派。
    カーミラ、アレイスター、ジャック、ヴィクター、教授。
    おいおい、どんんだけオールスター出場させるんだよ。
    三つ巴が四つ巴、五つ巴へと絡まりを増す。
    自分的には、静句の担ぐ武器が明らかになった場面が一番おぉってなったかな。

    さて、一行の対戦の結末は一矢報いた面はあるもののほぼほぼ教授陣の思惑が勝る形で終わる。
    『3』では再集結があるのかな。
    急に分厚くなるけど、この調子のアクション起因のページ数増だと辛いなぁ。。
    漫画とかで読んだ方が面白いのかも。



    と思っていた矢先、ぶらっと訪れた本屋でついこの間からアニメ放送開始されたことを知る。
    加えて、ブクログから『4』の新刊情報が届く。
    『3』で終わらないのね。。。

    • マメムさん
      初コメです。
      確かにアクションメインでしたね。私は有名な登場人物がどう絡むのか楽しみながら読めましたけど、2作目で読者層は分かれそうですね(...
      初コメです。
      確かにアクションメインでしたね。私は有名な登場人物がどう絡むのか楽しみながら読めましたけど、2作目で読者層は分かれそうですね(^_^;)
      2023/07/08
    • fukayanegiさん
      マメムさん

      コメントありがとうございます!
      1作目が意外にもちゃんとミステリしてたので、2でこっち路線全開になり戸惑いました。
      最初からそ...
      マメムさん

      コメントありがとうございます!
      1作目が意外にもちゃんとミステリしてたので、2でこっち路線全開になり戸惑いました。
      最初からそういうものだと思っていたなら、また違ったかもしれません。
      とりあえず、3も2と同時に借りてきていたので、読んでみようと思っています。
      2023/07/08
    • マメムさん
      fukayanegiさん、お返事ありがとうございます。
      3も長編ですが感想を楽しみに待ってます^_^
      fukayanegiさん、お返事ありがとうございます。
      3も長編ですが感想を楽しみに待ってます^_^
      2023/07/08
  • 前作での伏線が少し回収された今作。
    謎の人物の名前が明かされたり、新たな人物が現れる度「こう繋がってきたか〜」と思わず声が出てしまいました。もう夢の共演の世界‼︎
    「ホームズ」と「ルパン」を登場させたからにはチープなトリックでは満足しないぞ!という私の気持ちを見事に凌駕する大胆なトリック!緻密な頭脳戦!
    「なるほど!」と納得させてくれます。
    そして宝をめぐっての異種格闘技戦!戦闘の構成、描写が上手く、読者を飽きさせない!
    前作よりかなりエンタテインメント性があがり、次回作への期待も膨らみました。
    個人的な好みですが、もうちょっと登場人物に重厚感欲しいかなー?
    登場人物達の「原作」を読んだ事があるからか、ライトに振り過ぎかなー?と感じました。原作のおどろおどろしい感じも欲しかった。
    星⭐️は前作と同じ3個ですが、前作よりも上の4に近い3!
    次回作は「このミス」でも高く評価されているのでかなり楽しみ!

  • ロンドンにMのイニシャルの杖の手がかりを追って来た鳥籠使い一行、怪盗のルパンからフォッグ邸の黒いダイヤを狙う予告状が届き、その警備を任された。しかし、警備を任されたのは自分たちだけではなかった。ブラックダイヤに集まる新たな劇の勝者はだれか?
    シリーズ1では鳥籠使いと教授一派が少し出る程度だったが、今作は鳥籠使い、怪盗ルパンいちみ、ホームズたち、保険機構ロイズのエージェント、教授一派と登場人物が大幅に増えた。前半はブラックダイヤの攻防戦。いかに盗むか、いかに守るかの心理戦でお互いの知識と経験、先の読み合いが展開されて、誰が自分の目的を達成できるか分からないのが楽しい。後半はブラックダイヤを巡っての戦闘が勃発、教授一派が胸クソ悪いことこの上ない。反則的でかなり強引な展開になったのが残念だった。

  • 今作は前作と同じ登場人物に加え、あのホームズにワトスン、それにあのアルセーヌ・ルパンにオペラ座の怪人、はたまたあの教授とその一味まで出てくるという豪華仕様。しかし今回は派手なドンパチも多く前作のようなミステリ要素は限りなく薄い。あえて言うならルパンがどのようにして盗みを働くのかを看破する部分ぐらいかな。青崎有吾のミステリが読みたい方には物足りないだろうがライトノベルのような軽さを求める方には十分楽しめると思う。

  • 宝石をめぐってルパン対ホームズの対決のはずが。
    鳥籠使いとロイズ保険機構が乱入。その上謎の集団まで。
    バトル場面が多く強いもの同士が戦っているので迫力があり面白かった。続きが気になる。

  • シリーズ2作目。今回の舞台はロンドン、ダイヤを狙うルパンvsホームズに鳥籠使い一行、ロイズ保険機構のエージェント、そして謎の教授一行…
    登場キャラクターが多くて、前作より読むのが大変だったけどシリーズの続きが気になる…

  • 鳥籠使いとルパン、ホームズの頭脳合戦が面白い。ちゃんと伏線も敷いてあるのがさすがである。
    教授一派も豪華メンバーの強者揃いでこの先の展開も楽しみ。
    最後に出て来たのは誰だろう。

  • 鳥籠遣いのアヤ、津軽、静句の3人が、ヨーロッパである人物を探すため、各地で起こる「怪物」専門の事件の探偵として謎に挑む。「裏染天馬シリーズ」との類似点は、事件を扱いながらもコミカルな文体であること。全く違う点は、ファンタジーであること。
    天馬シリーズは大好きだけど、これは少しブッ飛び過ぎていて、正直少し、ついていけなかったかなぁ。しかし、キャラクターの設定は面白い。津軽が好きだなぁ。三巻目も、速読になると思うが読んでみようと思う。

  • 一八九九年の英国、ファントムを従えたルパンに、警備をするホームズとワトスンと津軽達、切り裂きジャックや吸血鬼カーミラや人造人間ら怪物達を引き連れたモリアーティ。バトルシーンよりも有名人達のやり取りがよく知らなくてもおとぎ話の中に入り込んだようでわくわくした。然り気無く静句を労る鴉夜にどきっとした。

著者プロフィール

★小説家/推理作家。“平成のエラリー・クイーン”の異名をとる、本格ミステリ界の若きエース! 代表作に『体育館の殺人』『図書館の殺人』『ノッキンオン・ロックドドア』など。

「2018年 『ネメシス ♯40』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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