異端審問ラボ 魔女の事件簿2 (講談社タイガ)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062940320

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  • ゲートが開くと人が死ぬ――。
    外界と遮断されたドームの中で完全に管理された生活をおくる千鳥と鶫、そして鳶の三人。年に一度、遠く離れて暮らす家族とカードを贈り合うイベントで皆がわき立つ中、次々と不審な事件が発生する。水のない街中で起きた溺死事件。火の気のない場所で火傷のような症状で息絶えた死体の謎。頻発する小火騒ぎ。不気味な噂と不可解な事件の関係とは・・・・・・!?

  • シリーズ2作目。
    天蓋で閉鎖された世界の話。
    1作目を読んだ時から思っていたけど、地球の環境変化の歴史を考えたらこういう未来もありそう。
    単純な勧善懲悪よりも「善も悪もあって、両方を知るから選んだ行動に意味が生まれる」という考え方は好きだと思った。
    少し不穏な気配もするけど、千鳥達三人には自分達の好きな道を歩んで欲しいなぁ。
    これから物語がどう動いていくのか次巻が楽しみ。

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著者プロフィール

茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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