- Amazon.co.jp ・マンガ (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063288674
感想・レビュー・書評
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真面目にバカをやるっていうのはこう言うことを言うのだろうか。
どれもパンチが効いてて面白いデス
見所:第1週め詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
む、ちょっと大人っぽいぞ、と思いながら読みました。
特に最後の3編がすばらしいです。
ああ、キラージョーもいいな。
....みんなせつなくて、いい話だなぁ。 -
石川さんは「もやしもん」から入ってるので、短編集ってどうだろう?とちょっと不安を残しつつ読み始めたけど、一本目で笑う。うまいっ! でも、さすがに短編11本なので、全てがこのテンションってワケにはいかなくて、面白い面白くない、つまり、好き嫌いが出てしまうのは、まあしょうがないってところでしょうか。"一般的"に言うなら、そこそこな”おたく”は笑いの対象だけど、”ホンキの(?)オタク"は引いてしまう・・・っていうか。そんな感じのそこそこからホンキまでの(どっちがどっちか知らんけど)短編11本。
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石川先生なめてました、ごめんなさい。
20ページそこそこの短編で、毎話毎話時代も視点もジャンルも構成も展開もオチもばらばらなのに必ずきちんと石川雅之イズムがある…すごいなあ。漫画の基本とか、「感動を生む」っていう基礎がぎゅっと詰まっていて、ある意味では教科書のようにすら感じました。でも石川先生ってもともと漫画好きな人じゃないって言うんだからなんていうか…怖いよなあ、ぞっとする。才能なんだろうなあ。細かい技がいっぱい効いてるんだよ。雑なオチだと思わせといて実は大オチのためのフリだったり、散々くどくどやっておいてオチがスカしだったり。
でも相変わらず楽しく描いてるのやらなんやら、そういう熱がまったく
伝わらない不思議な一冊でした。初期衝動が薄いって言うか、うーん。
あと題名がすごくいいですね。なるほど、週刊 石川雅之。 -
小説でもショートショートは簡単そうに見えて実は難しい。
どの話もすっきり「落ちる」ので読後もスッキリ。
中途半端なモヤモヤ感がありません。
絵がシリアスなので暗い話かと思いきや隅々まで笑わせてくれます。
そして、生き物が相変わらず可愛いですねぇ♪
個人的には忍者の話がツボに嵌りました。。。 -
短編集。一編一編が意外性の連続でシュール。コメディー作家さんと認識を新たにした。(ust見た時は話までわからず、イラストの感じから重い話が得意なお方なのかと…)
初読みのお気に入りは「自分を信じた男2」のフアッサア部分と、「ただそれだけで」、「急げ隼丸」、「よかったね」
以下ネタバレ感想につき注意。
ただ〜は同世代の共感と違和感が混在、そしてオチのない唯一の話。一般的な感覚だと28でこういう事思うのかな?私今28だけどこの感覚は薄々感じてる…て感じ。30あたりに感じると予想。まあまともに人生歩んでないからな…。急げ〜とよかったねは時代物。絵のタッチが好き。安心する。
しかし、同性愛をオチに持ってくるあたり、この人同性愛を嫌いでないな…?(ニヤリ そして、やっぱり背景がすごい。絵画みたい。でも、この時点では女性の書き分けが髪型でしかできてないように感じた。みんな同じ顔に見えちゃう。 -
石川雅之の短編集。ペン入れのUST生中継に感動した勢いで買ってみた。どれも意外性抜群でお話として面白い、そして実はかなりの書き込み量・・・!
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全て読後感すっきりで、「あーおもしろかった」と本を閉じることができました。もやしもん以外の作品を読んだのは初めてだったのですが、もう短編は書いていらっしゃらないのでしょうか。もっとこのタイプの作品を読んでみたいなと思いました。
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「もやしもん」の石川雅之の短編集。
一話一話完成度が高い。シュールなストーリーもとてもよかった。
あと、ツボがすごい。彼の想像力というか、妄想には毎回参っちゃうね。これはもちろん、いい意味で。
特に、第一週めは、本当にショックだったな。最初からツボが半端じゃない素晴らしい短編集です。
だが、「もやしもん」の世界しか知らない、あるいはそれを期待して読むとかなりキツイかも。 -
1話1話が濃くて、ひねられていて、読み応え抜群の短編集