私の血はインクでできているのよ (ワイドKC Kiss)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (146ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063376616

感想・レビュー・書評

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  • いやー、ここまで自分の黒歴史を暴露出来るなんて清々しいわ。昔は漫画読んでるっていうだけで「オタク!」とか言われて肩身の狭い思いをしていたけれど、今ってそんなことないもんね。

    でもそんな黒歴史があってこそ、今の漫画家としての生活かあるんでしょうね。彼女の作品は読んだことないけどちょっと興味が出てきました。

    しかし、こういう作品を世に出される作家さんは自分の恥かしい過去を切り売りされてますよね…。すごいなぁ。

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  • 今更ながらに買ってしまいました。
    いや…ここまで赤裸々に黒歴史を描かれると、身につまされると言うか…うっかり自分の黒歴史を掘り出してしまいそうです。
    自分が幼稚園のころ描いた絵を見てみたら、何故か顔が横顔ばっかりでした。不思議。

    しかし小さな頃から絵が好きで、そのままお仕事にまで昇華されていらっしゃるのは凄いですね!

  • お絵描きが大好きな少女がオタク時代を経て、職業漫画家へと成長していく過程を赤裸々に綴ったコミックエッセイ。って云うか、あまりにも赤裸々なので、似たような黒歴史を持つ者の心の恥部までをも強制的に蘇らせてしまうという恐ろしい書。

    幼少期に描いた左右の脚の長さが違う絵とかノートに連載してたorしてないけど予告だけは載せてたマンガとか今でも早九字が切れるとか(以下略)身に覚えがあり過ぎてページをめくるのが辛い。

    作中で「当時の自分の射殺許可願います!!!」なんて仰ってますけど、プロの漫画家になったからこそ明かして笑える自虐ネタ。
    当時の絵や同人誌を保管しているのも、お絵描き少女だった過去の自分を大切になさってるんだなー、と非常に感慨深かったです。

  • 絵を描くことが大好きだった少女だった作者が漫画家になるまでのあれやこれやや黒歴史的な何かを曝け出す勇気ある本でした。
    子供の頃の絵をちゃんと取っておいてあるのはすごいです。そしてそれをネタとして使える番子さんはもっとすごい。

    番子さんの出身地に通勤&通学をしていたのでローカルネタが殆ど分かる私は読みながら一人でくすくす笑っていました。
    原宿の星は分からなかったけれど名鉄の駅員の制服萌えは分かります!あの微妙な色合いの緑色が落ち着いていて格好良いんですよね。

    色々な方面から面白く読めました。

  • ブッ、ふぅ――ッ!!

    何なんでしょう? この腹が捩れる感じ(笑)
    「あるあるッ!!」「そうそうっ! そうだった!!」
    「ぐはっ(吐血)、マジで?! 一緒だよ!! 私もやったよ☆」
    作者とはインクの血で繋がっているのかと思いましたよ!

    読んでいて何度、吹いたことか…。
    心当たりに何だか胸の中を木枯らしが吹いたような…春風がそよいだような…。

    バブルを過ぎて就職氷河期に初の就職活動、進学を経験したオタク女子は共感できる漫画だと思います。

    青春は2次元キャラクターにときめいたかい?
    同人誌デビューはいつなんだい?
    声優ブームの時に誰に夢中になったんだい?
    (私は小杉十郎太さんと山寺宏一さんだよ☆…あ、うん。今も大好きだ!! その頃、月刊ニュータイプで声優特集を組んでいた時のそうそうたる声優さんの写真はモデルなのかと思うぐらいグレードが高かった!  永井一郎さんのダンディ振りには思わずときめいたよ!!)

    部活はアニメーション部でした。
    美術部という名のマン研でした。
    なんて方はこの漫画を読んで腹を捩らせ、自分の過去の行動に、のたうちまわってみましょう!
    心当たりのあること→描いちゃいけないものに描いた絵は上手く見える現象

    何だか若さがみなぎってきて元気になれる一冊です。

    貸してくれた友人よ、ありがとう。と言いたい。 なんてね!

  • わかる!わかる!わかるぅぅ!!の連続。私も禁断のお絵かきを大切にしまいこんでるくちです。一緒に嫁いできたよ!ラビとか虎王とか皇子とか!!あぁ私もそこストライクですぅ!!……はっ、テンション上がってしまった、そんな本です。

  • 【再読】同世代だし、元々りぼん読者だし、妄想お絵描きしてたから、恥ずかしい過去の記憶共有でき、はげしく共感。

  • 身に覚えがありすぎて死にそうになりました。まさに黒歴史の真骨頂!ラミカ入れてましたね。九字も切れますよ。十二単いまだに描けます。遠足等等のしおりの表示、描いたなあ。ああくそ懐かしい(号泣)
    そして、古文ノートの「花山院の出家」漫画、かなり本気で読みたいんですが…笑

  • 笑った笑った。最近で一番笑った。中学生時代の恥ずかしい話が傑作。作者とはずいぶん年も違うし、私はオタクでもなかったけれど(そんなものはまだなかったよ。残念ながら)「記憶のフタ」のなかには直視したら悶死しそうなネタがあるのは一緒だ。

    絵柄(特に作者自身のオバQみたいなキャラ)に抵抗があったけど、タイトルにつられて読んだ「暴れん坊本屋さん」がとてもおもしろくて、新刊を楽しみにしていた。「暴本」もう続きは出ないのかな。

著者プロフィール

愛知県出身。
2000年、「月刊ウィングス」(新書館)の『NO GIRL,NO LIFE!』でデビュー。書店でのアルバイト経験をもとにしたエッセイ漫画『暴れん坊本屋さん』(新書館)で注目を集める。代表作に、近代日本文学を題材にした『よちよち文藝部』(文藝春秋)。ストーリー漫画では、若き女帝と侍従の少年の恋を描いた『パレス・メイヂ』(白泉社)がある。

「2022年 『ひらばのひと(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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