- Amazon.co.jp ・マンガ (138ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063377026
作品紹介・あらすじ
ネームタグの扱い、百貨店フロアの年齢設定、流行の変遷、病院服、ファッション学歴、デニムのすそ上げ、日焼け対策、服vs.バッグ……。番子さんが被服生活の細部にスポットを当ててちまっと描く大共感・非おしゃれ系コミックエッセイ♪ 待望の第1巻!!
ネームタグの扱い、百貨店フロアの年齢設定、流行の変遷、病院服、ファッション学歴、デニムのすそ上げ、日焼け対策、服vs.バッグ……。番子さんが被服生活の細部にスポットを当ててちまっと描く大共感・非おしゃれ系コミックエッセイ♪ 待望の第1巻!!
感想・レビュー・書評
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『暴れん坊本屋さん』『よちよち文藝部』の久世番子さんが贈る、ファッションライフならぬ被服生活(笑)を描いたクスリと笑えて共感必至のコミックエッセイ。
霜降りグレーのパーカー。←日本国民の所有率が非常に高い。
オールインワンとトイレ。←大変そうですよね!
アニマル柄との付き合い方。←下手すると大阪の派手なおばちゃんに見える。
ベージュの服。←下手すると裸に見える。
Tシャツの外国文字。←直訳すると変な意味の日本語になる。
流行は繰り返す。←でも少し違う形のものがブームになるの!
などなど、思い当たるフシ満載で笑った。
みんな、おんなじような事で悩むのね。
でも、オシャレは諦めたくないのね。うんうん。
気負いなく読めて楽しかったです。 -
元々、ファッション系エッセイが大好き。そんなに「おしゃれ」を全面に押し出した内容ではないんだけど、お気に入りの番子さんが「被服生活」を斬ったらどんなに面白いだろうとそそられ、己の財布の中身の貧しさも顧みずゲット。
…とはいえ、私の好きな番子さんは「本」及び「書店」絡みの番子さんなので、それ以外のフィールドではどうなんだろなとも思ったのだが、杞憂でしたね!!知ってる人は、あの「ノリ」で、コミカルにおしゃれのあれこれをぶった斬ってくれてます。ネタの絡ませ方がホントに見事だよね〜、わかり易いし。「おしゃれも歴史も勉強したのに報われない」という話で、「スパッツをはいた聖徳太子」は「レギンスをはいた厩戸皇子」なんですね!?には大笑い。あるいは、試着室から出るに出れない状況を、井伏鱒二の「山椒魚」に喩えるなんて!
他にもいっぱい、自分の大いに共感した(経験した)おしゃれトホホあるある。
・仲良しの友達と服がかぶる(ウン年ぶりに再会したときまでもアイテムがかぶった)
・ベージュの服を着たら「裸っぽい」と言われたことがある。
・買った服の予備ボタンがたまる。(加えて私の場合、予備ボタンがない服に限ってボタンを失くす。)
・タグに縫い付けてある予備ボタン(くるみボタン)、横たわったとき腹にめりこんで痛い。
・裾上げのために切り落とした裾を集めたらズボン一本分たまっている自信がある。
…まだまだあります、共感ポイント!お洋服エッセイを読んだときのこの共感度、群ようこさん以来かな〜、おしゃれしたくてもどうしても「ビシッ」とキメられない「あちゃ〜」感。分かち合いたい方、是非読んでみて下さい! -
オシャレ大好き、「でない」ひとにおすすめ。オシャレレベルの底辺なら必ず感じたことがあるような、服飾エッセイ。
第一話出だしに述べられる「オシャレ川下の住人」は、けだし名言である。番子さんのネーミングセンスが素晴らしすぎて、第一話一ページ目から評価★★★★★決定だった。オシャレセンスを持たない人間にとって、アパレル関係者の言葉は理解できないか、使いこなせないものにとっての罠であることがほとんどだ。アクセントのベルトの仕方や裾丈の長さの差なんて、どうすればいいのかさっぱりわからない。まだ色合わせは若干マシな方だが…。
「オシャレは我慢」らしい。楽なのだいすき、面倒なお手入れやお直しも苦手。我慢できない私も、故の完全なる川下の住人だ。
その他、短い一話の中に服飾トリビア、なりきりミニストーリー、シャレがふんだんに込められていて、どの話も飽きない。あるあるが多すぎて、読み終わる都度、次はどんなテーマかが楽しみ。 -
オシャレ川下から送る、オシャレのお話。
どちらかというと、などという事はいいません。
己も、確実川下住人です。
そして○ナちゃんTシャツがどこから出現したのか、も
気になる年頃です。
雑誌の着まわしを見るのも好きです。
あれ、やたらにわけのわからないストーリーが
ひっついてきてますよねw
そしてボタン…あるある、と頷いてしまいました。
オシャレな友人は、全総替しておりました。
ちなみに、というか、もちろんと言うべきか。
学校、入学もしてないですし、卒業もしてませんw -
おもしろかった〜!
あるあるばっかり!
私も服は好きだけどそこまでおしゃれでもないし、番子さんと同じ「オシャレの川下在住」。
デパートの「おねえさんフロア」、試着室になかなか入れない、グレーの服ばっか買う、コートのベルトがトイレに…、あこがれ大人服、予備ボタンの備蓄、裏地好きな母、アニマル柄苦手などなど、「わかるー、わかるー」の連続でした。
宇宙人を出迎えるときに霜降りグレーのパーカーなんて、いいアイデア。
確かに着てる人多い! -
久世番子さんというと、私は『暴れん坊本屋さん』や『番線』で知ったので、お洋服に関する漫画というところが新鮮で、本屋で見つけてすぐ購入。
「オシャレのコツ伝授」というよりは「オシャレニガテ女子のあるある」漫画で、後者に属する私は大変楽しめました(*´∀`) -
今度はファッション業界ですか、番子さん!
でも、心配ご無用~。
今度のコミック・エッセイも、番子さん目線で笑わせます。
とっても共感したネタは
普通の服なのにコスプレっぽいやつとか
母親は裏地のない服を嫌がるとか
衣替えの仕分け会議とか。
同じ服のテイストが友達とかぶるというネタに関しては
逆に昔、まったく同じ店で買っているのに
同じ服を選んだことがないという
不思議な現象をおこす友人がおりました(笑)
さ~て、まだ連載は続くようですが
どんな小ネタがあらわれるかしら。 -
共感できたら負け。
でも作者よりもっと川下にいる気がしてならない自分に涙。 -
ファッション
まんが -
お洋服に興味ないわけではないけど、自分の好きな服と世間一般のおしゃれとは大きくかけはなれてるからなー。
一応仕事だと無難と好みの境目をいくので、結局オシャレ下流域に生息。
グレーのパーカーは昔会社用の置きパーカーとして持ってた。
海外からの観光客が[肝硬変]とプリントされたTシャツを、今まさに買うという現場に居合わせたことがあります。
あんまり嬉し...
海外からの観光客が[肝硬変]とプリントされたTシャツを、今まさに買うという現場に居合わせたことがあります。
あんまり嬉しそうだったので止められませんでした。
逆のことを、日本人もしてるんでしょうね。
その方には申し訳ないのですがウケてしまいました。
(肝・硬・変〕確かにそれぞれの漢字単体で見るとかっこいいといえば...
その方には申し訳ないのですがウケてしまいました。
(肝・硬・変〕確かにそれぞれの漢字単体で見るとかっこいいといえばかっこいい漢字なのですが(^-^;
いっそのこと、その方が一生本来の意味に気付かないで、日本旅行の大切な思い出の一部としてくれていたらいいかも、、、と思いました。