豚飼い王子と100回のキス (ワイドKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 170
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063377637

作品紹介・あらすじ

皇女にプロポーズを断られた小国の王子は、宮廷に豚飼いとして潜入。皇女の心を奪う不思議な品々で、皇女のキスを、ついには体を手に入れた…。Kiss+で今夏、前後編として発表された話題の作品が早くも単行本化! アンデルセン童話『豚飼い王子』を海野つなみ氏が大人の童話へとアレンジした恋と愛欲のファンタジー!!

皇女にプロポーズを断られた小国の王子は、宮廷に豚飼いとして潜入。皇女の心を奪う不思議な品々で、皇女のキスを、ついには体を手に入れた…。Kiss+で今夏、前後編として発表された話題の作品が早くも単行本化! アンデルセン童話『豚飼い王子』を海野つなみ氏が大人の童話へとアレンジした恋と愛欲のファンタジー!!

感想・レビュー・書評

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  • 自分にとってどれ程かかけがえのないものを贈ったところで、相手にそれが理解されなければ意味はない。
    原典の「豚飼い王子」に対して抱いていた不公平感が解消された。王子にとってはでき得る限りの誠意であっても、姫にとってはその価値は解らない。会ったこともない他人だ、あたりまえのこと。
    血の通う贈り物を厭う姫がなぜか責められる童話に違和感を持たれている方がいらしたら、是非。

  • 童話をモチーフに官能を描いた作品。タイトルと表紙絵に一目ぼれしてやっと入手できました。人間の愚かさや浅ましさ、欲望が描かれていますが、読み終わった後には温かさもある作品でした。官能でもシンプルでいやらしさもなく素敵な描写だなと思いました。

  • 作者買い。
    感情を理性で語る海野つなみさんらしい作品。
    元が童話である雰囲気は残っているが、その中にエロスをしっかり組み込んでいる。
    絵柄的にエロくはないが、なんとなく煽情感溢れる。
    登場人物が皆、人間臭くていいなと思う。

  • 4.5点。恋愛にはエロはつきものだと思うし、こういう風に他の作品もエロも描いてくれたらいいのになーと思わされたくらい、恋愛とエロのバランスが自然で良かったです(^ー^) 楽しかった♪また海野先生のこういうアダルトなのも是非読みたい!

  • 元は童話なのかな?初めて海野つなみ作品を読了。
    ストーリー的にはけっこう色っぽい展開がある話だけれど、絵が淡白なので、エロさはまったくなし。王子様も、お姫様も、どっちも人間臭くて完璧じゃなくて、浅はかな間違いや誤解をしてしまうところが、今っぽくて面白い。

  • 不思議な世界観。童話の中のようなストーリーに引き込まれ、すぐ読み終わりました。フワフワした感じで進むのに、海野先生らしい笑える場面で現実に引き戻され(笑)、アダルトなシーンでドキドキし‥。読み応え十分でした。

  • 王子がカッコ良くて…
    何度読み返したことかっ。

    王女の幼さゆえの純粋さが王子を傷つけ、
    好奇心が王子を失望させ、
    自らの身を滅ぼさせた。

    しかしそこで終わらず、彼女に再生の機会を与える王子がまたイイ!お互いを知らなすぎた二人が、再び愛しあえたのも。

    ちょいエロでした。

  • 恥ずかしながら原作は知らなかったけれども、面白かったようなそうでもないような。
    もっとお耽美なのを期待してたけどさっぱり味付けなストーリーになっていたので、ちょっと違ったかなー、という感じ。

  • エロイけど、つなみさんの絵柄はさっぱりしているのでいい感じで読み進められます。

  • かんのー的だけど、そこから広がる感情が素敵……。

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著者プロフィール

8月9日、しし座生まれ。B型。兵庫県出身。1989年、第8回なかよし新人まんが賞入選の『お月様にお願い』で「なかよしデラックス」(1989年秋の号)よりデビュー。代表作は、『逃げるは恥だが役に立つ』『回転銀河』『後宮』など。

「2021年 『Travel journal』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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