- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063528305
作品紹介・あらすじ
音声が消えていた東電本店で行われた菅直人総理の演説、原子炉放水全ドキュメント、吉田昌郎福島第一原発所長との会談、浜岡原発の運転停止交渉etc.原発事故の裏側を克明に記したノートのすべてを白日の下に晒す。
感想・レビュー・書評
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【要約】
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【ノート】
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管総理から、何度もチェルノブイリになるぞという言葉が出てきた。
海江田や総理がSPEEDIの存在自体知らなかった、これは悔やんでも悔やみきれない。
原発事故が発生するまで海江田は東京電力の労働組合の人としか交流がなかった。疑心暗鬼というか東電の経営幹部に対する不信感があった。
本当に自衛隊の皆様には感謝。自らの身の危険も顧みず、まさに決死の散水、放水作業を行ってくれた。 -
海江田さんがいつも真剣だったことが想像できた。事故の状況変化の様子を知るためのひとつの資料として役立つと思う。すべてを信じる訳ではないけれど。一番印象に残るのは、原発事故に対して全員が素人であったということ。これは嘘をつこうにもつけないと思う。自分の身は自分で守らないとと改めて思わされた。
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何か最後まで他人事のような語り口で、責任逃れ感を感じる。対応のやり取りの記録としての本になってしまっていて、政治家として、大臣として大きな決断をするときのそのときの心情や判断基準をもっと踏み込んである文書を読みたかった。
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ひどいなー。一国の大臣が原発問題に対して他人事のよう。
法律的根拠のない浜岡原発の停止は、本書によると彼の発案らしい。菅元総理の暴走と思っていたことが、彼の暴走だったとは…