- Amazon.co.jp ・マンガ (412ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063600537
作品紹介・あらすじ
超ベストセラー「あさきゆめみし」文庫化!永遠のベストセラー・源氏物語をコミック化して1600万部を売り上げた「あさきゆめみし」の文庫化、統一デザインを施し、保存しておきたい作品です!
感想・レビュー・書評
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六条の御息所、いいかげんにしてくんないかな~~。(-_-;)
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夕霧が父親に似ないでうぶで真面目でいいな‥‥と思ったも束の間、父親に似てきた
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《目次》
其の二十七
其の二十八
其の二十九
其の三十
其の三十一
其の三十二
其の三十三
其の三十四 -
大野晋×丸谷才一「光る源氏の物語」を読みつつ、コミックでも再読。
29帖行幸、藤袴、真木柱、梅枝、藤裏葉、若菜(上・下)の終盤まで。
玉鬘十帖がおわり、准太上天皇の位を授かり源氏は栄華を極めたが、ここまでは長い序章のようなもので、役者も揃い因果の物語はここから急速に展開してゆく。 -
夕霧、雲居の雁の再開に感動
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源氏は、このまで位が上がったら後は下るしかないだろうな。
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光源氏も大人になってきた。ここまではいろんな女性に手を出してきた源氏だが、家族を持つようになり、家族を大切にするようになってきた。
光源氏:主人公
頭の中将:源氏のライバル。妹の葵上は源氏の正妻(故人)。
朱雀院:源氏の兄で先帝
冷泉帝:今上天皇。源氏の弟だが、実際は源氏の子。
東宮:朱雀院の息子。冷泉帝(源氏の子)の次の帝。
源氏の妻・愛人たち
紫の上:源氏の実質の正妻。
明石の上:娘、明石の姫とともに、内裏に上がる。紫の上と明石の上の対面は感動的場面。
女三宮:東宮の娘。13歳で源氏の正妻に。柏木に手篭めにされ、懐妊する。
朧月夜:源氏が再び密通。
六条の御息所(故人):怨霊となって紫の上に憑く。
源氏の子供たち
玉鬘:光源氏の下で養女として育てられる。実父は頭の中将。たくさんの求婚を受けるが、ひげ黒の大将の手篭めに遭い、結婚することに。後に大将のやさしさを知り、大将の本妻の子供達と過ごす。
明石の姫:光源氏と明石の上の娘。紫の上に育てられる。東宮に入内し、男子3人、女子1人を生む。
夕霧:光源氏と葵上の間の子。頭の中将は叔父。
頭の中将の子供たち
雲居の雁:頭の中将の娘。夕霧とは幼馴染で小さい時より恋仲。大人になって夕霧と結婚し、子供を授かる。
柏木:頭の中将の息子にて、夕霧のライバル。女三宮を手篭めにする。 -
六条院は絶妙なバランスで上手く回っていたのだ。できた女性ばかりで、みな貴族とはいえ高位といえば自立心のない女三ノ宮だったから。一人でも恐妻家がいて一人でも謀略のある実家のある者がいれば修羅場だっただろう。それはハンサムを持ってしてもどうしようもないことだったでしょう。奇蹟のバランスだ。平安時代のモラルや常識を私達のそれで計ろうとしても詮無いことだが、しかし女性としての妬み嫉みは計り知れないと簡単に想像できる。現代女性相手ならいかにスーパーがつく程の社会的地位や実力、経済力のある男性でも夢だろう。