ゴーストハント(12) <完> (講談社コミックスなかよし)

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感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063642667

感想・レビュー・書評

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  • 終わった・・
    やっと終わった、いなださんのゴーストハントが

    元をたどれば小野さんの絶版名作『悪霊がいっぱい!』シリーズが
    なぜか少女雑誌・なかよしでコミカライズが始まり
    これが怖すぎたせいなのか何なのか、雑誌を移ったり中止したりと
    とにかく読者にとってもものすごく長い連載期間でした
    それでも先が知りたくて読みたくてずっとずっと付いて来ました
    主人公たちのキャラデザはしっかり少女漫画していて、軽いタッチで読みやすくなっているのに
    怖いシーンはいい大人でも戦慄する出来、というギャップがたまらなかったです

    12巻はやっぱり種明かしというか、これまでの謎を全て説明するパートだから
    漫画がどうこう、というより・・ちょっとした小説みたいになってましたが
    あらためて、ここまできっちり伏線が張られてたんだなあ、と実感しました

    麻衣が切ない
    が、ナルも切ない
    いなださんの描くナルは冷血人間には見えないんだよなあ、ていうか実はちょっと麻衣のこと・・すき・・だったの・・?くらいの
    原作ではこのあたりのニュアンスどうなってるんだろう、読みたいなあ

    とにかくもう本当にいなだ先生には
    お疲れ様でしたとありがとうを言いたいです

  • 長かったお話もクライマックスへ。
    ナルは何者なのか、ぼーさんの推測していくシーンがかっこよいです(笑)
    小説を読んでいたのでラストはしっていますが、いなださんの絵でみるとまた印象が変わりますね。
    麻衣ちゃんがナル達と話してラストを迎える場面はとても好きです。

    いなだ先生、素敵なお話ありがとうございます。お疲れ様でした!

  • コミック版最終巻やっとゲット!
    なるほど、原作とはちっとストーリー展開の順番を変えたのね。
    なるほどこの方が、コミックではわかりやすいかも。
    最終巻だってのに、ホラーシーンがないのがちと物足りないけどw
    ストーリー上、仕方ないわけですが。

    いやいやしかし、労作ですなー。
    連載雑誌が変わったり廃刊になったりかきおろしになったりで、12年かかったそうで。
    お疲れ様でしたー。

  • 原作未読、漫画のみ。小学生の頃に連載していたけど怖くてちゃんと読まなかった「ゴーストハント」。最終巻は突如始まったぼーさんの推理の緻密さに圧倒された。1巻からの伏線がこんな風に効いてくるのか!と、もはや呆然とすらしてしまった。ぼーさん、よく見てる。恋の始まりは終わりって切ないな。でもナルは麻衣のことをなんとも思ってなかったのかな。皆がこっちを見てる表紙が好き。今さらだけど、リライト版=文庫の単行本化の認識であってるのかな?活字で読むと恐怖感も増すのだろうか。

  • リライト版にはない、みんなの連絡先を聞くシーンが好きです。逆に、ぼーさんの推理シーンはリライト版の方が好きでした。14年前、1巻を手に取った頃にはまさかこういう風に決着するとは思わなかったなあ…。シリーズのあちこちに伏線が散りばめられていたなんて感服しました。切なくもあたたかい締めくくりでした。ラストシーンの麻衣の言葉が胸に残ります。

  • 原作は未読なれど、いなだ先生の描かれた”ゴーストハント”がとても大好きです。
    元々話の流れは知っていたので、最終巻が出る頃には、この終わりをいなだ先生はどう描かれるのだろうと、楽しみにしておりました。
    なかよし本誌で不定期掲載されていた頃からの読者であったので、その頃からを含めると、ゴーストハントは長らく愛された作品と言えると思います。
    いなだ先生が描き下ろしで全てを描き切って下さったので、私はナルと麻衣、SPRを取り巻く様々な、本の中に生きる彼らと決別することが出来ました。
    これからは、過去を振り返りつつ、自らの中で、彼らのことを生かしていけます。そういう、先を楽しめるお話だと思います。

    • going2wait4sunさん
      沈浮さん、こんばんは。はじめまして。
      俺は古本屋で、幽霊モノを読みたくて、本書を購入したことから嵌まりました。
      元々の小説の挿し絵等の絵...
      沈浮さん、こんばんは。はじめまして。
      俺は古本屋で、幽霊モノを読みたくて、本書を購入したことから嵌まりました。
      元々の小説の挿し絵等の絵柄では、残念ながらナルの人柄があまり自分の中では一致しなかったので、マンガはいなだ詩穂さんで本当に良かったと思いました。
      このシリーズが小野不由美さん作品の扉の役割になってくれた事に嬉しさと感謝で一杯です。
      いなだ詩穂さんのゴーストハントの終わらせ方は、自分も彼等と前に歩いていこう、って気持ちになる様な終わらせ方で良かったと思いました。
      2011/12/26
  • 「恋は一人でもできる」って台詞が切なかった…。麻衣の幸せを願わずにいられなかったです。

  • 2011 2/8読了。後輩の家で借りて読んだ。
    前に読んだのが昔過ぎて細かいところを忘れていたが、でもこの終わり方は衝撃的だった。
    また一から読み直したい。

  • #12
    完結!!!
    12巻はストーリーを締めくくるだけで怖い話はなかったので安心して読めた。麻衣の気持ちが思いがけない方向で落ち着いて、あったかいエンディングなんだけど、ナルはどう思っているんだろうと考えると少しせつないようなさみしいような気持ちになった。ナルは本当にドライなのかな。

    #11
    麻衣大活躍!よかったねええええ><って気持ちになった。
    もう最終巻でてるのか!買いに行かなきゃ

    #7-10
    9巻の綾子がかっこよかった!
    真砂子と麻衣が恋バナしてるところがいつも可愛くて仕方ないんだ…。ゴーストハントは出てくる人たちみんな大好きな私的ハーレム漫画です。続き気になるよう!

    #4-6
    本誌連載は5巻収録分までだったんだね。6巻以降は描き下ろしってことは全く読んでない話ってことだ!続き楽しみ。ていうか完結してるとばかり思っていたら、未完らしい。既刊11冊で、12巻が最終巻なのか?
    とりあえず6巻現在「血ぬられた迷宮」がすごい途中で終わってるので気になります。6巻ではリンさんにきゅーんした。麻衣はやっぱりかわいい。

    #1-3
    10年ぶりくらいに読み返した。結構おもしろい。続きほしい。麻衣もナルもリンさんもぼーさんも他の子たちもみんなすきだよ!それにしてもナル17歳か…登場人物の若さに、自分が年を取ったことを実感した。

  •  原作は未読ですが、ナルのいろいろな秘密がぎっしりですわ〜。なので11巻との間があいていたのでいろいろ話を忘れてしまっていたのは残念。ちゃんと読み返してから12巻に突入すれば良かったです。
     いままで好きだと思っていたのはナルじゃなかったといのは結構驚きました。もともと少女向けのラノベなのでまさかの展開だな、と。小野先生らしい気もしますが。

     いなだ先生の今後も気になるところです(> <)

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著者プロフィール

10月17日、てんびん座生まれ。B型。神奈川県出身。『カムフラージュ』で1994年にデビュー。代表作は『ゴーストハント』。

「2013年 『悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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