修羅の門異伝 ふでかげ(5) (講談社コミックス月刊マガジン)

著者 : 飛永宏之 川原正敏

• 講談社 (2013年8月16日発売)

作品紹介・あらすじ

11人が揃ったFCふでかげは、天皇杯・広島県予選へ挑む――。チームを短期間で鍛えるため、あえてリスキーな戦い方を選んだ陶。それでもチームは勝ち続け、遂に県予選決勝へと駒を進める。その決勝の相手は因縁の浮城学園。インターハイを制した高校No.1チームは、FCふでかげの弱点を的確に突く。そして‥前半45分、秋月にゴールを決められ、失点。それでも拳将の笑顔は消えない！

感想・レビュー・書評

[saga-refさんの感想 · 2015年2月27日]

対浮城学園後半。管理型サッカーは選手の創造性と自信を奪うということか。広島県代表として天皇杯本戦に駒を進めたＦＣふでかげはいよいよＪ１の広島と対戦することになったが、５巻では広島の監督からエールを送られるところが切れ場になった。時間経過のメリハリはついているが、かなり大胆な物語進行だ。

[kickarmさんの感想 · 2014年2月14日]

コンビニの雑誌コーナーにて・・・

川原さんの絵でサッカー漫画？？しかも「修羅の門異伝」とか書いてあるし・・・と言うことで、1巻～5巻まで読みました。

このストーリーは王道ですが、やっぱり堪らなく面白いです。最近、私が使う「もしドラ的」なストーリー展開。前出で、少し似ている「ジャイアントキリング」なんて名作もありますが、コレはコレ！！

　構想は川原さん自身が、「修羅の門」の時から持っていたもので、大人の事情でお蔵入りに。
「修羅の門　第二門」の再開時に、これまた大人の事情で、トビーさんが作画する条件で世に出ました。（詳細は第一巻の巻末を参照）

この絵でサッカー漫画を読めるとは思わなかった。
これまた次巻が楽しみです！！

[0speedさんの感想 · 2013年11月20日]

空手編、そして、いよいよサンセッタ広島戦にむかう！

[yasuhironomaさんの感想 · 2013年9月15日]

神に喧嘩を売る作戦。
そして勝利へ。
まあ、この戦いはまだ序章みたいなもんだからなあ。
そして、次はサンセッタ広島戦。どういう戦いになることやら。そろそろ一方的な感じにはならなくなってくるんじゃないかと。

その間にあったさつかの試合に、まさかの徳光館長とイグナシオ・ダ・シルバ登場。ちょっと嬉しいサプライズでした。

[rasenさんの感想 · 2013年8月24日]

修羅の門サッカーサイド（違っ　今回で因縁の浮城学園戦決着と次のサンセッタ前まで。途中で空手の試合が入り徳光さんも出てくるお得な巻でしたｗ

[どっこいしょさんの感想 · 2013年8月21日]

　選手の力で勝って、監督のミスで負ける。因縁の浮城高校との対決に決着がつく第５巻。

　相手以上に自分を怖がってはいけない。自分たちは強い、そう思うのは悪くない。しかし、相手以上に自分たちを怖がってはいけない。まぁだれでもミスに恐怖するのは当然で、それが日本人の気質でもあるわけですけど、それ以上に今を楽しめてるかが重要だと僕も思います。ほほ笑みの国タイではマイペンライ言葉があります。大丈夫、気にしないで、気楽に行こうという意味ですがそれを笑って許せる空間ができているかが鍵ですが、僕が関わったどんな場所でもそんな空気は許されない雰囲気があります。ミスを出さないことは大事だけど怖がってはいけないですよねぇ。わかっちゃいるけどなかなかできないザ日本人の自分です。俺もふでかげに入りたい。

　常に笑って戦うふでかげですが、次なる相手はその戦法の大元である監督陶の師匠のチーム。果てさて、どんな戦いになるのか必見ですな。あと、今回でてきたアリア・フェレイラって修羅の門にでてきたアニータなのかな？造形は一緒だけど、あっちは柔術だしなぁ。あのアニータがどことなく陸奥を感じさせる拳将に恋するっていうのもどこか違和感あるけど、そういう繋がりがあるのもなんだか救われた気持ちがします、勝手な妄想ですが。しかし、今回のさつかは可愛かったのう。

著者プロフィール

漫画家。1999年12月、月刊少年マガジン『ホワイトアウト』漫画作画でデビュー。

「2022年 『マンガでわかる　世界でただひとつの株式投資入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」