神の雫(2) (モーニング KC)

  • 講談社
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本棚登録 : 404
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063724356

作品紹介・あらすじ

2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。


世界の市場価値を左右するワイン評論家・神咲豊多香がこの世を去り、時価20億円を超えるワインコレクションが遺された。その頂点に立つ最上の一本こそが『神の雫』であるーー。彼が選んだ12本のワイン『使徒』と『神の雫』の銘柄、および生産年を言い当てた者のみが、遺産を手に入れることができるのだ。この『使徒』対決に実の息子・雫と養子である一青が挑む!

感想・レビュー・書評

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  • 『神の雫』2

    ・ある2本のワインに秘められた「神様の悪戯」と呼ばれるワインの逸話を、割ってしまったワインをめぐる物語に織り込んでいて見事。

    ・真剣さと無邪気さを兼ね備える若々しい神咲の生活と、天才と狂気の紙一重でシリアスな遠峰の生活をかき分けていて、世界観の違いが物語に奥行きをもたらしている。

    ・子供の頃からテイスティングをしていたモデルや、変態的ワイン愛好家の社員などを登場させることで、引き込まれていく。またワインの奥深さが伝わってくる。

    ・気になるワイン
    ルー・オー・メドック・ド・ジスクール

  • ワインの勉強になりますねぇ!

  • テント生活をしている土肥(どい)ロベールという男の謎に見事答えを導いた雫は、アンリ・ジャイエのクロ・パラントゥの代わりとなるワインを手に入れます。レストランのオーナーである美島社長と、彼の客としてやってきたアンヌの絆をつなぐことになります。

    さらに、神咲の邸宅をかけて遠峰との最初の勝負がおこなわれます。後半は、大洋ビールの宣伝に起用されたモデルのセーラの前で雫が神業を披露します。

    ワイン事業部にはアクの強いキャラクターがそろっていて、彼らが今後のストーリーの中でどういう姿を見せてくれるのか楽しみです。

  • 借りたもの。
    前巻の続き、”神様”の代わりが”神様の悪戯”という、粋な謎かけから始まる。
    ワインのエピソードと人生が準えられ、年月をかけて熟成された情愛という形にもなっていた。

    遠峰との対決では彼に軍配が上がったが、一般的に伝わるワインの蘊蓄とイメージよりも、そこに己の人生を見出す方に価値がある――

    遺言というものが、故人の人生観、さらには遺族への思いであるなら、もう既に神咲雫に軍配が上がっているようなものなのでは……
    神咲雫がそれを理解するため、研ぎ澄ますために遣わされた洗礼者ヨハネが遠峰、という事かも知れない。

    フランスワイン対イタリアワイン対決とは興味深い。
    そして今のところ憎まれ役?の怪人・本間はワイン=フランスという見方に対する反面教師。

  • ソムリエ見習いの篠原みやびの窮地を、神業のようなデキャンタージュにより救った青年。実は世界的なワイン評論家である神咲豊多香の息子、神咲雫であった。翌日、営業部からワイン事業部への移動を命じられた雫は……。

  • ワインの薀蓄以上にストーリーから目が離せない

  • いよいよ本格始動です。方向性もついたし楽しみ。
    ワインは好きではないですが。

  • 絵も素晴らしい。ワインの話との見事なマリアージュ!

  • かっこいい・・・

  • ワイン飲みたくなってきた!

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著者プロフィール

「モーニング」誌上にて『サイコドクター・楷恭介』『神の雫』『怪盗ルヴァン』執筆後、2015年より『マリアージュ ~神の雫 最終章~』連載開始し、2020年完結。『神の雫』からの累計発行部数は全世界で1500万部を超える大ヒットとなった。

「2023年 『吉原プラトニック(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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