- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063738551
作品紹介・あらすじ
手塚治虫のライフワーク「火の鳥」始まる!その生き血を飲めば永遠の命を手に入れられるという火の鳥。過去や未来で不死鳥を巡る幾多の物語を手塚治虫が壮大に描くシリーズがついに開始。黎明編を収録。
感想・レビュー・書評
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神様だけど、驚くほど個人的経験値は低い。繰り返し書いていることだけど、漫画に関しても温故知新の精神は全く持ち合わせず、したがって神様にも手が伸びない。そんな中、本作は殊の外各所で取り上げられる機会が多く、読書欲にかられるという点では1,2を争うだろうということで、今回、図書館で借りてみた。漫画全集の最初の3巻をまずは読了。卑弥呼の時代に舞台を置いたものだけど、語り起こしとしては普通の面白さ。巻を追うごとに盛り上がっていくのか。
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黎明編
強い国もより強い国に滅ぼされる。
終わりがない。
女性の強さ。
女性の弱さ。
ラストは新世界への希望。 -
再読。小学生ぐらいの時に初めて読んで、度々読み返しているシリーズ。とても好き。
古事記にある名称や物語、邪馬台国や卑弥呼が興味深く描かれている。
大学で古事記の授業取ったりしてて興味があったので、また古事記を読みたいと思った。
ナギが何度も「なぜ人は死なないといけないのか」と自問自答し、卑弥呼が「死にたくない」と『生』への執着を見せるが人は時に『生』や『死』について考えると思う。
どういうきっかけかは覚えてないが、私も子供の時に考えたことを思い出した。
その時は「なぜ私は生きているのか」だった。
今でもわからないけど。
(161003) -
小学生の頃一度読んでいたが、久しぶりに読みたくなり再読。今読んでも十分面白い。当時では理解できなかった小ネタに気付けるのも嬉しい。神格化された人物が人間らしく描かれているから歴史の教科書よりもずっとリアルに感じる。
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実は、手塚漫画はあまり馴染みがありません。
まともに読んだのは『アドルフに告ぐ』くらいでしょうか。
『ブラック・ジャック』はつまみ食いのように読んでいますが、、
そんな中、ビブリアの5巻で取り上げられていて、
ふと手に取ってみようと思ったのがこちらです。
手塚流、日本神話の解釈といった内容になるのかな、
ヒミコとスサノオが入り混じっていたりと、結構カオスです。
“穴”に閉じこめられるくだりは、黄泉を思い出させたりと、
この辺りからも、記紀の内容を彷彿とさせます。
懐かしかったのは、騎馬民族説がでてきたあたり、
時代を感じさせます、今ではトンデモ説ですけど。
しばらく、文庫版で追いかけてみようと思います。-
今後のレビューに期待しています!
>結構カオスです。
ここからのエントロピーが注目だと思います。今後のレビューに期待しています!
>結構カオスです。
ここからのエントロピーが注目だと思います。2014/02/15 -
2014/02/17
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おもしろい
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2013.8.23
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黎明編を収録。
日本の上代の時代を作品のベースにしており、手塚治虫の歴史に関する造詣の深さを感じることができる作品。 -
手塚治虫ってスゴイ!
普遍的なテーマで、過去から未来まで縦横無尽に走り抜ける。
アイディア、伏線回収もスゴイ。