昭和元禄落語心中(6) (KCx)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063807080

感想・レビュー・書評

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  • 与太郎編に戻ってきたものの、既に八雲に心掴まれて与太郎にはそれほど興味なし(笑)しかも小夏が面倒くさくてどうにも好きになれない。そんな私を変えてくれるような展開をこれからに期待。

  • 与太郎が昇進しますな。

    助六の名を継ぐんですよ!?

  • “ 師匠と交わした約束を胸にしまって芸を磨きついに与太郎、真打に。射止めた名跡は三代目助六。八雲師匠の為め、助六の血を継ぐ小夏の為め、焦がれて手にしたはずなのに、おのれの落語が揺るぎだす―。
    八雲と小夏、二人の中の助六を変える為めの与太郎の落語とは―!?―裏表紙より。

  • 筋彫りとは言え背中の入墨が世間にバレ、客足が引いた寄席でカラ回りし、落ち込むヨタ。「自分の芸」が見つけられず悶々としている中で、小夏の相手が自分と関わりがある人物だと発覚し。

    うなされる小夏に添い寝してやる八雲師匠。どんなカタチであれふたりも親子だと思うんだ。小夏とヨタの関係も少しだけ変化したようだし。

    金魚を家族と同じ数だけ、ヨタのこんな優しさがむずがゆいような、泣きたくなる。

  • 小夏の子供の父親や与太郎が何故刑務所に入ったのか、と言った事が明かされた巻。
    やや過去が分かってすっきりしたけれどまだまだ色々ありそうな気がします。

  • 真打になった与太郎。

    親分への啖呵売りはハラハラした。

    与太郎だけの落語…
    どんなものができるのか楽しみだ。

  • 借り物

  • 与太郎編はトーンが暗い。
    見えないものに縛られていく、
    与太郎、そして小夏。
    不幸はさらなる悲しみを呼び寄せるのか?
    やはりカギを握るのは落語だった。
    次巻が気になる。
    でも、反社会勢力とのかかわりは、
    アニメにしにくそう。

  • 与太郎は本当に大きくなった。
    何かが分かって、何かを悟ってというのではなく、まるで背丈が伸び、筋骨が逞しくなるかのように、人間の心持ちが大きくなったと感じた。

  • 与太ちゃんと小夏さんが結婚して家族になるなんて
    八雲さんと同じ屋根の下で家族のようにすごしているなんて
    素敵だな

    過去のしがらみ、そして血の繋がりのこだわり
    すべてをひっくるめて受け入れて助六の名を継いだ与太さんは、いい男だな!

著者プロフィール

漫画家。2008年、短編『窓辺の君』でデビュー。2010年より初の長期連載『昭和元禄落語心中』を「ITAN」(講談社)にて執筆開始。2014年第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第38回講談社漫画賞・一般部門を受賞。2017年手塚治虫文化賞の新生賞を受賞。同作完結後は三浦しをん原作の『舟を編む』をコミカライズ連載中。そのほかBL作品を多数発表。

「2017年 『落語の入り口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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