私のオオカミくん(4)<完> (KCx)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 112
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063808537

作品紹介・あらすじ

やっと大神と想いが通じ合ったこむぎ。しかし、教師・八咫によって大神たちとの記憶を消されてしまう。大神はこむぎの将来を思い、気持ちを隠して彼女を見守ることを決める。記憶を失い、いつもの日常を過ごすこむぎだったが、時折、記憶の奥底で自分の名前を呼ぶ”誰か”がいる気がして……?ケモ耳男子との運命の恋、ついに完結!

感想・レビュー・書評

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  • 意外にあっさりと完結したなぁ。もう少し先を読みたかった。
    千里くんの切ない過去が完全番外編なのも、すごく勿体ないし。伏見くんも、せっかく最後は「泣かされたら(中略)なぐさめてやる」って大神くん第一じゃなくなって、報われない男子エピソード量産の匂いがプンプンするのに(笑)
    しかし伏見くんの「自分の中で折り合いつけたつもりだったけど、あのふたりを目の当たりにすると、やっぱり苦い」って、切ない台詞だったなぁ。
    あそこで千里くんが「折り合いなんかつけなくていい」って言ってくれて、良かった。
    千里くん、素敵だったな。

  • 面白かった!面白さと切なさが入り混じってる感じだったけど、とても満足。うん、面白かった。
    記憶を消されても細胞が覚えてるんですね。すごいです。こむぎとゆうの幼い頃の回想シーンとか、オオカミくんは母親に捨てられたわけではなかった事が分かったところとかなんか胸がきゅーっとした。
    それよりもきゅーっとしたのは、本編ではあまり出番がなかったネコの千里の番外編。あんな辛い過去があったとは。今さらだったけど、二又って事はほんとは千里もカラス先生程とは言わなくても歳をとってるって事なんだね。

  • なんか記憶消されて、また記憶取り戻してハッピーエンドって安易だなぁと思わなくもないのだけれど、動物4人が可愛かったし良いか。キツネ…最後までせつなかった…。私は断然キツネ推し!!!

  • 1巻をお試しで読んで、続きが気になって一気読み。
    巻数の割に、内容が薄…いや、丁寧に書かれているから、ページを喰ってしまったんだな!と。悪いとは言っていませんよ、良い方の解釈で。
    ほっこり爽やかなお話でした。
    たぬきの腹黒・暗躍加減が良い味。
    最近、爛れた話ばかり読んでいたので(web小説)、爽やか具合に癒された~。

  • 最終巻。結が捨てられたわけじゃなくて良かったし、ハッピーエンドにも良かったねって思うんだけど、それはそれとして、千里ーーーっ!!猫好きとして影の薄いまま終わってしまって残念に思ってたら、最後の最後で持っていきましたね!正直、個人的には今までの4巻分より、千里の番外編の印象の方が強かったです( ˘ω˘ )切ない…。

  • 【別置/請求記号】 726.1/ノ/4 
    【資料ID】 1001012684 

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著者プロフィール

10月23日生まれ、北海道出身。
月刊「デザート」での初連載『甘くない彼らの日常は。』(全7巻)が人気を集め、海外でも大ヒット!
現在、同誌にて連載中の最新作『僕らの好きはわりきれない』は、
かっこよすぎる兄と幼なじみに挟まれた女子高生のハラハラドキドキが大好評!

そのほか代表作に、『私のオオカミくん』(全4巻)、『蓮住荘のさんかく』(全3巻)など。

「2023年 『僕らの好きはわりきれない(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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