天地明察(6) (アフタヌーンKC)

  • 講談社
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本棚登録 : 321
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063879667

作品紹介・あらすじ

異才・冲方丁初の時代小説にして、数々の賞を受賞し映画化もされたベストセラーを実力派絵師・槇えびしが爽快に描く新感覚時代漫画! ついに始まった改暦事業。山崎闇斎、安藤有益らに囲まれた充実の日々、そして不測の事態。だが春海の研鑽は止むことはない。己の想いと、己に託された数々の人々の想いを叶えるために。そして託された想いが今、一つ現実となる──。渋川春海、挫折と躍進の第六巻!

感想・レビュー・書評

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  • 為せば成る!! 一人じゃないよ春海さん! 「頼まれました」と言う春海さんの笑顔はいつも優しい。道策くんとの真剣勝負は切なくて泣きました。

  • "「おこと どうかおことの手で これを抱いてやってくれないか」
    「私が…ですか?」
    「うん お前にそうして欲しいんだ 紙製の試作だから左程重くないよ」
    「………はい…… こう…でございますか?」
    「ありがとう…おこと ありがとうな
    これでようやく…建部様の供養が出来たよ…ありがとう」"[p.121]

  • 渋川さんにはおことさんと幸せになって欲しかった、、、

  • 借りて全巻一気読み

  • 算哲は何ヶ月?何年?ぶりに家に戻ったのかな?お母さんは亡くなってたのね。 道策が剃髪してて驚いたわ。いや、そのうちそうなるだろうとは思ってたんだけど、あの小さくて生意気だった子が!と親戚の叔母気分でした(笑)天球儀の完成、おめでとー!

  • 本因坊道策。
    彼もまた、己の生き様をカタチに残そうと悩み苦しむ一人です。
    碁の世界で道策。算術で関孝和。
    春海という人間を構成する一つ一つの要素で、自分と同じように悩み苦しむ人物と出会い、そして彼らの覚悟に打ちのめされながら、前へ前へ進みます。
    改暦の儀へと。

    戦う相手は暦から、朝廷へ。
    丁寧に根気よく向き合っていくことのできた暦という理論。それとちがって、のらりくらりと伏魔殿の様相の朝廷。
    理想だけを追い求め、熱意があれば正道と、突き進んできた春海たちに立ちはだかった、過去・前例遵守の公家衆。
    徒労と挫折に捕らわれた時に、道策との初手天元を賭けた真剣勝負は、これ以上ないカンフル剤となったはずです。

  • 読了。続きが気になる

  • 誰かのオススメで読んだ本。出てくる人物が天文学に没頭したり、囲碁に道を見出したりする真摯な姿に心動かされる時もあれば、オタクすぎて笑えたり。するするっと読める楽しい小説でした!

  • 書評溜めすぎて読了日はもう適当です。

    カラー口絵の存在感(笑)。
    は、さておき。改暦作業もいよいよはじまったかと思いきや、そうそう上手くゆくはずも無く。障害に阻まれながらも、まずは「天球儀」に建部の思いを形にすると共に、碁打ちとしての環境も変化してゆく。
    道策・脱おかっぱ!暦側のメンバーも憎めないけれど、碁打ちメンバーの雰囲気とか関係性がとても好き。

    そして表紙裏は相変わらずわけわからないけど好き(笑)。

  • やはり画があると、お話の背景とかが分かりやすいな。

    ちょこちょこ、こんなエピソード原作にあったっけ?と思ってたら、槇さんの補完だそうで。

    これ、このままアニメにしないかなー。

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著者プロフィール

漫画家、イラストレーター。装画に『さよ 十二歳の刺客』、『星の旅人』、漫画に『天地明察』、『朱黒の仁』、『魔女をまもる。』他作品多数。

「2019年 『万人の父になる 佐竹音次郎物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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