宝石の国(4) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063880441

感想・レビュー・書評

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  • いちばん「勇気」のいる行動とは。

    なんだかんだいってフォスは、「この世界の真実を知り、記録する」ということに惹きつけられているのだな。
    それって、フォスがいちばん最初に諦めてしまった「博物誌」ってことじゃないか。

  • 疑惑の巻。怪しい怪しいと思っていた先生にさらに怪しさが加わる中、フォスは皆と同じように疑いから目を逸らしつつ信じることではなく、本当のことを知ることを選ぶ。昔、末っ子で感情に正直で、戦う理由なんて先生が好きだからに決まってる、と言い切ったフォスからすると180度くらい違う。いつまでも変わらない不老不死の宝石たちの中で、フォスだけが季節のように移り変わろうとしていて、変わろうとすることで否が応でも元の自分を無くしていってるのが悲しい。
    そしてダイヤちゃんとボルツの関係再フォーカスな会は良かった。この兄弟の在り方に変化を与えたのもフォスなんだな。

  • 毎回楽しみにしているシリーズ。今回も安定だなぁ。1巻ではあれだけ見辛いと言ってた戦闘シーンも随分理解できるようになり。この巻3分の1くらい戦闘シーンだしお互い馴れて当然か。これまではお上品だったけど、今回は泥臭さも出てきたような。
    セリフのテンポも言葉選びも相変わらずイイネ!アンタークとフォスの関係性も良い。フォスはもう別人だな笑 前とは違った可笑しさがあるけど、変わることの怖さもある。
    ちょっと展開遅めでダレてきた感もあるけど……どう落ちていくかこれからも見もの!まったり待機。

  • 先生が全て知ってるのはなんとなくわかってたけど。
    結局月人同士の戦争ってこと?

  • おまけ4コマがじわじわくる。
    赤アレキちゃん好き……。

  • ボルツ、かっけーかわいいさいこう。

  • 少しずつ変わっていくフォスが切ない。
    先生の秘密はわかるのかわからないのか???気になります。

  • 2015-5-31

  • 宝石のカラダを持つ28人は、襲い掛かる月人との戦いが続いていた。主人公・フォスフォフィライトは、冬の間にアンタークチサイトと行動を共にしていたが、月人が襲来。フォスをかばってアンタークは月に連れ去られるも、フォスは自由に伸縮する腕を手に入れた。腕の力で月人を撃破するフォスを見ていた戦闘狂・ボルツは、自分と組むようフォスに持ちかけた。いろいろ考えた末にボルツと組むことを決めたフォスだが――。(Amazon紹介より)

  • シロ…

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著者プロフィール

投稿作『虫と歌』でアフタヌーン2006年夏の四季大賞受賞後、『星の恋人』でデビュー。初の作品集『虫と歌 市川春子作品集』が第14回手塚治虫文化賞 新生賞受賞。2作目の『25時のバカンス 市川春子作品集 2』がマンガ大賞2012の5位に選ばれる。両作品ともに、市川氏本人が単行本の装丁を手がけている。

「2022年 『宝石の国(12)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

市川春子の作品

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