日本の伝統 発酵の科学 微生物が生み出す「旨さ」の秘密 (ブルーバックス)
- 講談社 (2018年1月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065020449
感想・レビュー・書評
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想像していたより本気の科学で、私のポンコツちゃん頭脳では
読めども読めども眠ってしまい、やっと読破。
わからないながらも、作者様の発酵への真摯な愛を感じましたし、わずかながらでも身になりました。
何より、日本人であることを誇りに思える本。
子供の家庭科にこういうことも教えては如何か。
本枯節がどれほど手間のかかるものか、今の子は知っているのだろうか。まさか、見たこともないだろうか。
それから、科学も技術もない大昔に、手と五感と感覚で発酵技術を編み出した昔の方々にお礼と尊敬の念を抱く。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この一冊で、納豆、味噌、醤油、漬物、ヨーグルト、チーズ、酢、みりん、パンの製法(とてもわかりやすい図が載っている)と微生物の働き、その種類が学べます。
健康診断の結果が気になる世代なので、発酵食品は体質改善に必要不可欠であることがわかり、早速食事に和食をしっかり取り入れようと思いました。 -
カビ、菌、スゴい!
ぬか漬け、やっぱり始めよう。 -
自分は発酵について科学的に詳しく、かつ広いテーマについて知りたかったためこの本を選びました。期待どおりの内容で、様々な知見とその合理性に驚かされました!
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発酵にまつわる科学について体系的に情報量多く伝えており疑問に感じることもすぐに答えている。素晴らしい。黄麹と黒麹の違い、キモシンの合成、味の素の合成、ワインへの亜硫酸塩の点火どれも疑問に感じていた事柄がわかりやすく伝えられている。