サイバー攻撃 ネット世界の裏側で起きていること (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
3.30
  • (9)
  • (23)
  • (23)
  • (12)
  • (4)
本棚登録 : 412
感想 : 39
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065020456

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ※スマホ・読上版です!
    【電子ブックへのリンク先】
    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000057468
    ※学外から利用する場合は、以下のアドレスからご覧ください。(要ログイン)
    https://www.lib.hokudai.ac.jp/remote-access/?url=https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000057468

  • 真似されないように大まかな説明であった。もっと事例が多くてもよかったと思い。

  • インターネットを利用している者は全てサイバー攻撃に狙われている。自分は大丈夫だという思い込みは危険だ。詐欺に騙されたり、サイバー攻撃に利用されたりもする。誰しもサイバー攻撃とは無関係ではいられないのだ。

  • 技術的なところはよく分からないが、何となくイメージはつかめた。

  • サイバー攻撃でつかれるソフトウェアの「脆弱性」とはどういう点なのか、初学者にもわかりやすいレベルのプログラムの例を紹介してくれているので非常によい。この方面は難しそうであるし、大多数の一般人の耳目を集める分野ではないだろうが、インターネットが電気ガス水道と同じレベルで普及している現在、自覚ないレベルで情報を盗まれたり、踏み台にされたりするリスクはインターネットを利用しているユーザー全員が対象となるという点で、その影響は世界的規模のインパクトとなる。本書に紹介されている基本的な攻撃手法を知っておくことだけでも、インターネットの利用するときの心構えも若干なりとも変わるのではないだろうか。
    また、世界中の個人や組織が脆弱性を発見し、対処している、その一端を垣間見ることもできて大変興味深かった。

  • タイトルからは、ネット空間での北朝鮮サイバー部隊との闘い、みたいな内容を想像していまうが、さすがはブルーバックス。オーバーフローなどのソフトウェアの脆弱性の例と、それがどう、ハッキングに使われているのかといった技術的な内容がほとんど。

    ・脆弱性が明らかになり、攻撃に対して無防備な期間をゼロデイ期間といい、パッチなどが配信される日(ワンデイ)までに行なわれる攻撃をゼロデイ攻撃という。
    パッチが配信されると、このパッチを調べることで修正対象の脆弱性が攻撃者に分かってしまい、それを悪用する攻撃ツールやマルウェアが作られる。なのでパッチが配信された場合はできるだけ早急に適用するのがよい

  • プログラミングの説明は、専門的過ぎて、完全に消化不良であった。
    しかし、防御側である運営者側も、当然、サイバー犯罪・戦争に対抗するための報奨金制度や懸賞金付きの大会があることが、驚きであった。
    攻める側、守る側共に日々進化し、守る側には、相当コストが上昇傾向であることは間違いない。

  • メジャーな攻撃手法をやさしく解説してある。
    セキュリティ関連に携わっている人は知っていることが多いと思う。
    セキュリティに興味を持ち始めた人が読んでみるといいと感じた。

  • 東2法経図・開架 007.6A/N34s//K

全39件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

中島 明日香(なかじま あすか)

1990年生まれ。サイバーセキュリティ研究者。2013年に慶應義塾大学環境情報学部卒業後、日本電信電話株式会社(NTT)に入社。入社後はソフトウェアセキュリティ分野の中でも、とくに脆弱性発見・対策技術の研究開発に従事。研究成果は情報セキュリティ分野における世界最大級の産業系国際会議BlackHatや、国際会議ACMAsiaCCSなどで発表。また、2014年より日本最大級のCTF主催団体であるSECCONの実行委員を務め、日本初となる女性セキュリティコミュニティ「CTF for GIRLS」
を発起人として設立・運営。2021年にはBlackHatUSAのReviewBoard(査読者)に就任。第十五回情報セキュリティ文化賞受賞。サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞 個人受賞。著書に『サイバー攻撃』(講談社、2018、ISBN=978-4-06-502045-6)。Twitter: @AsuNa_jp

「2022年 『入門セキュリティコンテストーーCTFを解きながら学ぶ実戦技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中島明日香の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×