空挺ドラゴンズ(3) (アフタヌーンKC)

著者 : 桑原太矩

• 講談社 (2017年11月7日発売)

感想・レビュー・書評

[まいつきさんの感想 · 2017年11月19日]

捕龍中に落下遭難したタキタ。救助してくれた狩人アスケラの里で、一緒に遭難した龍の子供とつかの間の奇妙な共同生活。
狩りの対象の龍であるけど、見殺しにするのはできない。偽善に陥りそうなタキタにとって、アスケラとの出会いはなにより。
食べるために命を奪うことと、救える命を救ってあげることは矛盾しない。

言葉にするのは難しいなぁ。
生きるために、他の命を奪っているんだよ、ってことなんだけどなぁ。

[ユリヲヘッドさんの感想 · 2017年11月9日]

今回はジブリで見たことあるようなシーン盛り沢山だなあ。おもしろいから、いいけど。

[PanzerHundさんの感想 · 2017年11月6日]

コーヒーブレイク本。

龍(おろち)を求める空の旅路で捕龍飛行船「クイン・ザザ」号の新人乗組員タキタが遭遇する試練と乗組員達を描くファンタジーComic第3巻（2017/11/07発行）。

ナウシカ(＝タキタ)とオーム(=龍)と森の人(=マタギ)．．．　デジャヴを感じますがその世界観が堪らなく良いです。　今回は王道のSFファンタジー感が程よく利いた第3巻でした。

著者プロフィール

1985年5月20日生まれ。北海道札幌市出身。武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科を卒業。2010年アフタヌーン四季賞にて『鷹の台フリークス』で佳作、2011年同賞にて『ミミクリ』で準入選を受賞。2013年から2015年まで「good!アフタヌーン」誌上で『とっかぶ』を連載。

「2019年 『空挺ドラゴンズ（6）』 で使われていた紹介文から引用しています。」