おとなの青春旅行 (講談社現代新書)

制作 : 下川 裕治  室橋 裕和 
  • 講談社
2.85
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本棚登録 : 117
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065124628

作品紹介・あらすじ

朝から晩まで観光名所をひたすら回って、ヘトヘトに疲れる毎日が続くツアー旅行にはもううんざりだ。せっかくの海外旅なら、ひとり気ままに「生活の場」を自由にたどりたい。東南アジアのカレーを味わい尽くす、中国四大料理を制覇する、シャンパンの聖地を訪ねる、モザイク画をテーマにイタリアの古都を訪ねる、青蔵鉄道で天空を旅する――旅のプロたちが自信を持って薦める15種類の「極上の大人旅」をご紹介しましょう。

感想・レビュー・書評

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  • 私自身が下川先生のファンで、手に取った一冊です。世界各地のその場所に精通された方々の共著で、また自由に移動できるようになったら、また読み返して旅に出たいと思いました。世界情勢に翻弄されたベルリンには一度行ってみたいですね。下川先生の12万円の旅の頃とは随分変わっていることでしょう。そんな変化も楽しみです。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/729383

  • ★3.7(2.95)2018年7月発行。9名による世界15ルートの紹介。特に後半は一部シニア層の一人旅を想定。各人の旅行記だが、要は何を目的に旅をするかということですね。日常の雑踏から離れて、自由気ままに旅をする醍醐味は、実際体験した人でないと分らないかもですね。若いころ、東欧、北欧、東南アジア、中南米、中東、北アフリカを旅した僕にとっては、なんか懐かしくもあり、また、これから旅をしようという気持ちにさせてくれる本ですね。昔と違い、今はネットで様々な情報が得られ、旅の醍醐味も変わってきたかもしれませんね。

  • バルト三国のバス旅、フランスの葡萄畑、バルト海のローカル定期船…。いいなあ。
    しかし “おとなの” って、いつから?? 現役引退後って感じだけど、どうも我々の世代は70代までお預けのような気がするなあ…って、え、「70歳以上の場合、インターネットでの海外旅行保険の申し込みができない場合もある」って!! こういうところは変わってほしいなあ。

  • 気恥ずかしい題名だなあと思っていたが、内容もお粗末な旅行記と、聞かずもがなのアドバイス集の寄せ集めだった。
    特に、旅行記はガイドブックにも、印象記にもならない中途半端なものばかりで、記述の仕方もベタな言い回しを並べたものばかりで、読んでいてワクワクするような感じをまったく受けなかった。唯一、イタリアの旅行記が多少なりともおもしろかったので星2つ。

  • わりとフツーだな、というのが正直な感想。もうちょっとユニークな旅を期待してたもので。

  • 2018年10月読了。
    147ページ、ロシア女性を追いかけてひとり旅をする60代男性。
    動機の純/不純はともかく、こういうフットワークの軽いオヤジでいたい。フラッとシベリア鉄道に乗ってユーラシア大陸を旅できるなんて、実に理想的じゃないの。
    202ページ、「旅のペースは3日単位で刻んでいく」。なるほどね、欲張りすぎそうな時は目安にして予定を組もう。
    208ページ、「荷物は「迷ったら持っていかない」」。そうそう、なるべく身軽に。30Lくらいの背負えるカバン+貴重品を入れるサブバッグくらいで。
    こうやって旅行の道具を思案することから、既に旅の楽しみが始まっている。

  • おとなと銘打ったシニア旅行者を意識した内容。例えば服用薬や持病のカードを用意する点などはシニアならではの準備で、対象読者には有用に感じた。主には世界各地のモデルコース案内で構成されているが、こちらはさほど具体的情報は無く(旅行情報はすぐ古くなる為か)、担当ライターの思い入れが表に出過ぎてしまい、汎用性は乏しい。そんな将来が来るかはわからないが、(独特な)こだわりのテーマを持った海外ツアーが市民権を得た時、日本人の旅もさらに拡がっているかもしれない。

  • 筆者によっては文章が読みにくい。あまりそそられる内容ではなかった。

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著者プロフィール

1954年(昭和29)長野県生まれ。ノンフィクション、旅行作家。慶応義塾大学卒業後、新聞社勤務を経てフリーに。『12万円で世界を歩く』(朝日新聞社)でデビューし、以後、アジアを主なフィールドにバックパッカースタイルで旅を続け、次々と著作を発表している。『週末ちょっとディープな台湾旅』『週末ちょっとディープなタイ旅』(朝日新聞出版)、『旅がグンと楽になる7つの極意』(産業編集センター)、『沖縄の離島 路線バスの旅』(双葉社)など著書多数。

「2023年 『旅する桃源郷』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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