終わらない夏のハローグッバイ (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
3.24
  • (6)
  • (8)
  • (16)
  • (3)
  • (4)
本棚登録 : 193
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065132166

作品紹介・あらすじ

一度君の手を離した僕に、もう一度手を伸ばす資格があるのだろうか。

眠りについた少女・結日には大きな秘密があった。人の全ての感覚を再現する端末「サードアイ」の普及した少し未来、世界が一変する夜に恋物語が始まる――!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 帯の言葉「書店員、続々号泣!」
    あまりに大げさです
    青春小説でSFもあり
    二年間眠り続ける幼馴染の結日
    彼女はなぜ目覚めないのか?
    主人公の周は夏休みに動くが・・・
    なんか読みにくさを感じてしまい思ったよりも
    時間がかかってしまいました
    SFの世界なんでわりとなんでもありなので
    いろんな設定を受け入れながら物語を堪能しました


  • 『娯楽』★★★★★ 10
    【詩情】★★★★★ 15
    【整合】★★★☆☆ 9
    『意外』★★★☆☆ 6
    「人物」★★★☆☆ 3
    「可読」★★★☆☆ 3
    「作家」★★★★☆ 4
    【尖鋭】★★★★☆ 12
    『奥行』★★★★☆ 8
    『印象』★★★☆☆ 6

    《総合》76 B

  • 二年間、眠り続ける幼馴染の結日が残した言葉。「憶えていて、必ず合図を送るから」病室に通う僕に限界が来たのは、夏の初めの暑い日だった。もう君を諦めよう――。しかしその日、あらゆる感覚を五感に再現する端末・サードアイの新機能発表会で起こった大事件と同時に、僕に巨大な謎のデータが届く。これは君からのメッセージなのか? 世界が一変する夏に恋物語が始まる!

  • 珍しくSFを読んでみた。

    序盤に結日が眠っている理由に気付いてしまい少し残念。
    終わり方は結構好きかな。

    またSFを読んでみようと思った。

  • あらゆる感覚を再現できる端末「サードアイ」が発明された近未来で、目を覚まさなくなった少女を巡る一夏の物語を描いた小説。

    この小説はSF要素がとても強い作品であり、表紙やキャッチコピーにあるような恋愛要素やノスタルジー感はとても少ないため、そういうのを期待しているとギャップで満足度が著しく減少すると思う。

    SF小説としてはまあ普通だと思う。強いて言うならサードアイの設定が難しくて、特に終盤に近づけば近づくほどよく分からなくなるくらい。

    あと、キャラクターも見たことのあるテンプレ的キャラが多い気がする。主人公はよくある達観・有能系だし、それについてくる親友的ポジションのキャラもいるし、目を覚まさない少女は幼馴染の奔放系だし。

    表紙の絵と作品のタイトルはめっちゃ好き。

  • 煽り文に騙された……。
    全てにおいて『ふーん? それで?』って感じ。これのどこで泣けばいいのか教えて欲しい。号泣って書いてあったけど。

  • 書店のポップと帯に釣られた本作。

    SFが苦手なのに、帯の「青春SF」という文字を
    見落としていた。
    SF好きな人には良いのでは?

    必死に読んだが苦痛でした。
    やっぱりもっと現実的な話が良い。

    全く入って来なかった・・・。
    久々に買い損。
    衝動的に選ばないようにという、
    改めての勉強代ということで。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

2012年『ネバー×エンド×ロール ~巡る未来の記憶~』(メディアワークス文庫)でデビュー。大胆なSF設定と透き通るような青春描写で注目の書き手。近著に『終わらない夏のハローグッバイ』(講談社タイガ)がある。

「2020年 『水曜日が消えた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

本田壱成の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×