- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065132166
作品紹介・あらすじ
一度君の手を離した僕に、もう一度手を伸ばす資格があるのだろうか。
眠りについた少女・結日には大きな秘密があった。人の全ての感覚を再現する端末「サードアイ」の普及した少し未来、世界が一変する夜に恋物語が始まる――!
感想・レビュー・書評
-
帯の言葉「書店員、続々号泣!」
あまりに大げさです
青春小説でSFもあり
二年間眠り続ける幼馴染の結日
彼女はなぜ目覚めないのか?
主人公の周は夏休みに動くが・・・
なんか読みにくさを感じてしまい思ったよりも
時間がかかってしまいました
SFの世界なんでわりとなんでもありなので
いろんな設定を受け入れながら物語を堪能しました詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『娯楽』★★★★★ 10
【詩情】★★★★★ 15
【整合】★★★☆☆ 9
『意外』★★★☆☆ 6
「人物」★★★☆☆ 3
「可読」★★★☆☆ 3
「作家」★★★★☆ 4
【尖鋭】★★★★☆ 12
『奥行』★★★★☆ 8
『印象』★★★☆☆ 6
《総合》76 B -
二年間、眠り続ける幼馴染の結日が残した言葉。「憶えていて、必ず合図を送るから」病室に通う僕に限界が来たのは、夏の初めの暑い日だった。もう君を諦めよう――。しかしその日、あらゆる感覚を五感に再現する端末・サードアイの新機能発表会で起こった大事件と同時に、僕に巨大な謎のデータが届く。これは君からのメッセージなのか? 世界が一変する夏に恋物語が始まる!
-
あらゆる感覚を再現できる端末「サードアイ」が発明された近未来で、目を覚まさなくなった少女を巡る一夏の物語を描いた小説。
この小説はSF要素がとても強い作品であり、表紙やキャッチコピーにあるような恋愛要素やノスタルジー感はとても少ないため、そういうのを期待しているとギャップで満足度が著しく減少すると思う。
SF小説としてはまあ普通だと思う。強いて言うならサードアイの設定が難しくて、特に終盤に近づけば近づくほどよく分からなくなるくらい。
あと、キャラクターも見たことのあるテンプレ的キャラが多い気がする。主人公はよくある達観・有能系だし、それについてくる親友的ポジションのキャラもいるし、目を覚まさない少女は幼馴染の奔放系だし。
表紙の絵と作品のタイトルはめっちゃ好き。 -
書店のポップと帯に釣られた本作。
SFが苦手なのに、帯の「青春SF」という文字を
見落としていた。
SF好きな人には良いのでは?
必死に読んだが苦痛でした。
やっぱりもっと現実的な話が良い。
全く入って来なかった・・・。
久々に買い損。
衝動的に選ばないようにという、
改めての勉強代ということで。