嶽神伝 死地 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 62
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065134368

作品紹介・あらすじ

山の民〈南稜七ツ家〉の二ツは、秀吉軍に敗色濃厚な柴田勝家より、御方様を城より無事助けるよう、依頼を受けた。それは、二ツと秀吉を守る森の民・錣一族及び謎の老婆久米との、長く壮絶な戦いの幕開けであった。「荒唐にして無稽、しかしながら息もつがせぬ興奮の連続、こは山田風太郎奇跡の復活か」と、浅田次郎氏絶賛の、戦国の闇を舞台に縦横無尽にくり拡げられる長篇時代小説の傑作。

感想・レビュー・書評

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  • すごくよかった。
    史実とは違う展開に驚きと先に読みたいという文章。
    嶽神があまりよくなかっただけで後のは全て面白い。

    どうでもいい自分が図太く生きている。
    世の中うまくいかないなぁと思うぐらい続きが読みたい。

  • 嶽神シリーズはとにかく全部面白い
    これほど夢中になれた小説は近年無かった気がする、今はただ長谷川卓氏の冥福を祈るばかりである…こんなにも素晴らしい小説を世に送り出してくれてありがとうございます。

  • 嶽神シリーズ最終刊。七ツ家の二ツが主人公。秀吉の天下取りの前に、崩壊する北条の風魔。
    日吉こと秀吉を守る錣一族との死闘が繰り広げられる。

  • 江戸時代も行けそうだ

  • 天下人豊臣秀吉の出自の謎を巡る忍者衆の死闘。躍動する戦国時代伝奇小説最高の到達点。

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著者プロフィール

1949年、小田原市生まれ。80年、群像新人文学賞を受賞。81年「百舌が啼いてから」が芥川賞候補となる。2000年には『血路―南稜七ツ家秘録』で角川春樹小説賞を受賞。本書は、一介の部屋住みの身から将軍に上り詰めた吉宗の裏の顔を描いた歴史時代小説の復刊である。著書に「嶽神伝」(講談社文庫)、「戻り舟同心」、「北町奉行所捕物控」、「高積見廻り同心御用控」(すべて祥伝社文庫)シリーズなど。2020年11月、逝去。

「2023年 『運を引き寄せた男 小説・徳川吉宗』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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