鏡面堂の殺人 ~Theory of Relativity~ (講談社文庫)
- 講談社 (2018年12月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065139592
作品紹介・あらすじ
<文庫書き下ろし!>
すべての事件【ものがたり】はここから始まった。
謎は原点【ゼロ】に収束する――鏡の館が写す過去と現在。
大人気シリーズ、クライマックス!
異形の建築家が手掛けた初めての館、鏡面堂。すべての館の原型たる建物を訪れた百合子に、ある手記が手渡される。そこには、かつてここで起きたふたつの惨劇が記されていた。無明の闇に閉ざされた密室と消えた凶器。館に張り巡らされた罠とWHO、WHY、HOWの謎。原点の殺人は最後の事件へ繋がっていく!
感想・レビュー・書評
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展開や読み易さは流石です。
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前作が衝撃的でドラマチックな展開だったため、出だしはイマイチ地味な印象が拭えなかったが中盤からの展開でどんどん引き込まれる。
あとがきで作者も触れているけれど、このシリーズは主人公がどんどんかわっていくので大枠を包括する視点も移り変わり驚くほど飽きさせられずに読み進められる。
残りは、大聖堂のみ。どんな最後をむかえるのか楽しみ。 -
記録
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■すべての事件【ものがたり】はここから始まった。
謎は原点【ゼロ】に収束する――鏡の館が写す過去と現在。
異形の建築家が手掛けた初めての館、鏡面堂。すべての館の原型たる建物を訪れた百合子に、ある手記が手渡される。そこには、かつてここで起きたふたつの惨劇が記されていた。無明の闇に閉ざされた密室と消えた凶器。館に張り巡らされた罠とWHO、WHY、HOWの謎。原点の殺人は最後の事件へ繋がっていく! -
2018年147冊目。前作から間が空いているので、細かい点はいまいち覚えておらず。文庫のみ発売になったのもノベルスで揃えてた身としては些か不満。鏡面堂の構造自体はなかなか魅力的だった。次で綺麗に終わることを願ってます。
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堂シリーズ、第6弾。
今回は、シリーズ共通のワケの分からないストーリーと並行に、作中作のような事件の謎解きがメインだったので、比較的読みやすかった。
善知鳥神、宮司百合子、十和田只人絡みのストーリーは、ワケが分からないままです…。 -
シリーズ6作目。いよいよ次作で完結です。
今回は、過去に起こった事件の謎解きです。当事者の一人が書き残した手記を読み進めるという形式は、色々と深読みできて楽しいですね。
この物語がどのような結末を迎えるのか、最終巻を読むのが楽しみです。