エミール (まんが学術文庫)

  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065151228

作品紹介・あらすじ

教えること。学ぶこと。”教育”について考える時、ルソーの名著「エミール」を避けて通ることはできない。幼年期。少年期。青年期。一人の少年の成長を通して個性主義的、自由主義的教育の大切さを説くこの名著は、まさに教育学者の教科書である。恋あり、ライバルとの闘争ありで、ダイナミックに完全まんが化。本編を読む前に、まずまんがでどうぞ!
序章「不自然な世界」
第一章「自然人教育」
第二章「あわれみの心」
第三章「ソフィーとエミール」
第四章「一般意志」




教えること。学ぶこと。”教育”について考える時、ルソーの名著「エミール」を避けて通ることはできない。幼年期。少年期。青年期。一人の少年の成長を通して個性主義的、自由主義的教育の大切さを説くこの名著は、まさに教育学者の教科書である。恋あり、ライバルとの闘争ありで、ダイナミックに完全まんが化。本編を読む前に、まずまんがでどうぞ!

感想・レビュー・書評

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  • ルソーの名作エミール。マンガにすると大概の本はめちゃくちゃ分かりやすくなるので先ずは読んでみた。
    なるほどねぇと思ったが、幼少期は自然の中で育てる、と言う所にちょっと引っかかった。
    当時のフランスの田舎で暮らす事と、今の日本の田舎で暮らす事と、かなり違ってるような気がするのである。
    果たして今そんな事が可能なのだろうか?
    この話の中では教養高い親が見守り、危険のないようにサポートしている。
    そんなに時間のある親がどこに居る?
    子供が退屈しないように十分に指導出来るスキルを親が皆持ち合わせてるとはとても思えないしねぇ。
    どう考えても実現不可能な気が、、。
    理想の教育ってなんでしょうね。
    まぁ、色々疑問は湧いたが話は面白かった。
    ルソーって不思議な人だな。

  • ●自然人教育 それは自然に任せて余計な指導はせず、距離をとりながら3つの先生によって成長を見守る消極教育である。①弱い存在として生まれる我々には力が必要だ。それには自然の教育が求められる。②何も持たずに生まれる我々には助けが必要だ。よって人間の教育が求められる。③何の分別も知らず生まれる我々には、事物の教育が求められる。
    ●自然の中で活動する→好奇心を持たせ自由に運動する→様々な体験から五感を発達させる→有用性を感じる物事から学びを始める。
    ●思春期に入ると必ず他者を意識し始める。他者と比べて「自尊心」が強くなる。そこで己の現在の能力「弱さ」を自覚し現状を受け止める。その時の劣等感を自分自身でコントロールできるようにしたい。

  • じゃんじゃんルソーの教育本「エミール」を実践したじゃんじゃんの息子、レオのお話。レオの生涯を通して「エミール」の内容が大まかに分かる内容となっている。非常の簡潔で分かりやすく興味が持てたので、次は原本も読んでみたい。
    PS:じゃんじゃんは草

  • ざっとあらすじはつかめたので、次は元本へ!

  • 非常に簡潔に記載されていて分かりやすい

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