路地裏のほたる食堂 3つの嘘 (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
3.53
  • (6)
  • (26)
  • (26)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 234
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065156032

作品紹介・あらすじ

「あんたの秘密。聞かせてくれたら、金はいらない」屋台の料理店「ほたる食堂」。風の吹くまま気の向くまま、居場所を持たずに営業するこの店では、子供は原則無料。ただし条件がひとつ。それは誰も知らないあなたの秘密を教えること……。闇夜にまぎれるように佇む路地裏の食堂を舞台に、足りない何かを満たしてくれる優しい物語。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シリーズ3作目。
    序盤の一人娘捜索から大事件へと発展。
    中盤からはかなり重い話になっていって。
    その人の作った食べ物を食べるとその人の心が分かる。
    なかなか今回も大変な事件でした。
    食堂と銘打ってるけど、ストーリーは食よりもドロドロした人間模様って感じ。
    次も続くようで。機会あったら読んでみようと思います。

  • 遥太はまっすぐなやつだなぁ。神さんはどんな人生送ってきたんだろう。そろそろ明らかになるのかな。

  • 文章がわかりやすく、読みやすい。
    内容もおもしろく、さくっと読めた。

  • とっても面白かった☆

  • もう、神さんが食べちゃえばいいのに!と何度思ったことか。
    今までのほたる食堂のメニューはふんふんおいしそうね、で済んでいたのに、ビーフストロガノフは食べたくなった。
    寿さん、そうだったのか!と、最後のどんでん返しは予想外でびっくりでした。

  • 闇夜に現れる屋台「ほたる食堂」は、過去の記憶を一切持たない店主の神宗吾と、学生アルバイトの鈴井遥太が営む美味しいお店。今夜の一品、ビーフストロガノフの芳醇な香りに包まれ、いつもの平和な夜が始まろうとしていた矢先、一見客の紳士がもたらした「駆け落ちした一人娘の行方不明」事件によって、食堂は大騒動! 大切な思い出のレシピに隠された、甘くてしょっぱい家族の物語。

  • 2020/8/23
    あれ、なんか濁されてよくわからない。
    前の話も忘れてるからわからないのかな。
    結局神は田村には何をして逮捕させたの?
    本筋とは関係ない些末なところなんやろうけど。
    本筋も表面をさっと撫でられたような感覚で、響いてこなかったなぁ。
    ヘビーな事態なのにニセブキさんへの同情も田村への嫌悪感も湧いてこない。
    コミカルでごまかされてるけど、正直なところ神と遥太への感情もなかったなぁ。
    前はもうちょっと神かっこいいって思ってたような気もするけど。

  •  おにぎり占いの衛生面が気になってしょうがない。

     

  •  タイトルで増えていく数字というのがこの作家さんのタイトルの特徴なんだろうか。
     相変わらず現実はしっかりシビアで、夢ばかり見られない展開だが、この先どうなるんだろう。

  • 相変わらず無茶な食べ方をする…。嘘だらけの寿さんをニセブキと呼ぶのがツボにはまった。ミルキーってどんな人か思い出せずもやもや。

全20件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1975年、岐阜県生まれ。2005年に「ゆくとし くるとし」で第9回坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、小説家としてデビュー。『真夜中のパン屋さん』で注目を集める。

「2019年 『路地裏のほたる食堂 3つの嘘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大沼紀子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×