深海――極限の世界 生命と地球の謎に迫る (ブルーバックス)

制作 : 藤倉 克則  木村 純一 
  • 講談社
3.50
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065160428

感想・レビュー・書評

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  • 人間は海の資源を利用して生きている。巨大地震の現場は海底にある。一方で人間活動によってCO2の濃度が上がり海の酸性化の危機にある。マイクロプラスチックが海を汚染している。海をもっと大切にどうすればいいか一人一人が考えていく必要があると思った。

  • 深海魚の話を期待したら深海の本だった。けど面白い。
    深海の地形、生命、プレートテクトニクス、プレート境界地震のメカニズムと調査などについて、わかりやすく紹介されている。
    <メモ>
    東太平洋の深海で硫化鉄などを含む熱水噴出口が発見された。チムニーというらしく、多様な微生物がいる。
    プレート境界で、深く沈みこむ所は海溝、浅く沈みこむ所はトラフ。
    日本近海の低温高圧の海域にはメタンハイドレートが存在する。
    南鳥島沖などにはコバルト、ニッケル、白金、レアアースなどを含む塊が分布しており、マンガンノジュール畑という。

  • 文字通り、深海について様々な角度から探った一冊。

    今までわからなかったことが、深海探査できるようになってよくわかるようになったということがわかった。

著者プロフィール

栃木県生まれ。現・東京海洋大学大学院水産学研究科資源育成学専攻修士課程修了。博士(水産学)。著書・監修書多数。JAMSTEC入所以来、有人潜水調査船「しんかい2000」「しんかい6500」、無人探査機などで深海生物研究に取り組む。現在、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)上席研究員。

「2023年 『角川の集める図鑑GET! 深海』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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