- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065165577
作品紹介・あらすじ
SNSで話題沸騰!
密室殺人の犯人を「7つの選択肢」からセレクト。
前代未聞! 犯人を自分で決めるミステリー!!
『最後のトリック』『ミステリー・アリーナ』の著者による新たな挑戦。
築30年の「大泰荘」で8人の大学生が共同生活を送っていた。
ある朝、マッチョな男性住人が鍵のかかった自室において遺体で発見される。
深夜には建物の玄関にチェーン錠がかけられるため、
たとえ鍵を持っていても中には入れない二重の「密室」で誰が彼を殺したのか?
住人の誰もが怪しく、誰にも動機が……。
「7つの選択肢」から犯人を選んで下さい。
先行読者投票の結果も収録!
感想・レビュー・書評
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深水さんの新しい試みミステリ、好き。
「誰が犯人の世界を読みたいか」のマルチエンディングストーリー。「え?そんな理由?」っていう若干苦しいオチに感じるのもあるけど、神の視点(ストーリーでは大祐の視点)から見ていく展開が面白かった。ミステリマニアならクスッと笑ってしまう要素も満載で、どっちかというと真面目に読むよりコメディと思って読んだ方がいいかも。 -
最後読むのが面倒になってきちゃった。
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大学生が共同生活を送っていた「大泰荘」で密室殺人が起こる。
その犯人は、読者の投票で決めるという読者参加型の小説です。
斯く言う私もトリックを考えて投票しました。
こういった企画はミステリー好きには嬉しかったです。 -
『ミステリー・アリーナ』で多重解決の極北に達した著者の新たな挑戦。はっきり言ってしまえば出落ちというか、本当にタイトルそのまんまである。無料公開された問題編が終わった後、予告された7つの解決編が語られる。解決編はコメディタッチでやりたい放題。『ミステリー・アリーナ』以上のものとなっているかというとそうは思わないものの、試みとしては面白い。十分に楽しませてもらった。
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レア本。
たまたま手にした本だけど、かなりレアな設定、結末。ミステリーとしての質も良かったし、最近似たような作品が多いから新鮮で面白かった。 -
犯人選挙という発想が面白いと思って読み始めた。やたらと説明が長く、文章が非常に読みづらい。読むのが苦痛だった。中盤、これから面白くなるのかと期待したが全くの期待はずれ。残念。
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試みの割にはつまらなかった。