まんがでわかる 妻のトリセツ

  • 講談社
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本棚登録 : 150
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065176078

作品紹介・あらすじ

話題沸騰の大ベストセラーが漫画で登場。

雅樹と章、性格は違うが大学時代からの気の合う友人だ。
彼らはそれぞれに妻との最近のコミュニケーションに悩んでいた。
「妻のトリセツ」に学びながら、彼らは妻との危機を乗り越えられるのか?

笑いあり、涙あり、そして実生活でも役に立つ。
何度も楽しめるストーリー漫画誕生!

感想・レビュー・書評

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  • 自分が典型的な男性脳・ダメ夫のため、妻の言動・気持ちが少しわかった気がしてとても感動しました。漫画でストーリー仕立てだったのでよりわかりやすかったです。また後書きにて、完璧でなくてむしろ良いという言葉にも救われました。妻も1人の人間として、当然に当てはまること・そうで無いことがあると思いますが、先ずは実践して良い夫婦になれるように前に進んで行きたいと思わせてくれる一冊でした。

  • 井戸端会議の正体は
    実はかなりの知的な行為

    知のプレゼント大会

     階段で転びそうになった怖さ
    に共感することで
    まるで自分の体験のよに感じる
    そして記憶の引き出しにしまい込む

    自分の身に起こったささやかな
    出来事を垂れ流すように話し合う
     そして大いに共感しあって
    生活の知恵を増やす

    問題は男性脳がその地のプレゼント大会
    に参加しないこと

  • 2019年9月27日読了。待ち合わせ中に東京駅の本屋で読了。脳科学の観点から、旦那に対していつも不機嫌な妻にどのように接すればよいか説く、話題の本の漫画版。なにかといえば脳科学脳科学と連呼されるのには閉口するし、漫画版だからか内容は薄く感じるがなるほど面白い。「女性が男性に相談するときはアドバイスを求めているわけではない。男性のリアクションを見て自分の気持ちを確かめたいのだ」「何でも先回りして気遣いでき、共感性の高いイクメンといれば女性は幸せになれるわけではない。衝突することがコミュニケーション」という辺りは特に印象的だし、なるほどとも思う。「とりあえず最初に『うんうんわかるよ』と共感を示しておけ」短絡的にとるならそうだが…。

  • 改めて基本に戻ろうと思った。
    感謝の気持を忘れずに!
    やってもらって当たり前と思わないこと!

  • 結婚して、妻は変わった。

    役割が増えるので、当然変わります。
    そこをまったく考えず、そのままでいる夫の方が
    考えがない、という状態。
    そこに気が付くため、の内容ですが
    それでも家事子育ては女が行うもの、と思うもの。
    固定観念ですから、そこは仕方がない、とも言えます。

    理解できないまでも、そんなもの、と位置付けないと
    離婚への道まっしぐら、です。

  • 常々会話がなくて不満を抱いている妻と、「今日も特に何もなかった」と言って会話をしようともしない夫、夫婦でこの本を読みました。

    「女性脳はよるとさわると自分の身に起こったささやかな出来事を垂れ流すように話し合う
    そして大いに共感しあって生活の知恵を増やす
    これが井戸端会議の正体で実はかなり知的な行為
    問題は男性脳がその「知のプレゼント大会」に参加しないこと」

    この文を見て、とても感動しました。
    私が夫に求めているものを、的確に表していると感じました。夫に伝えたところ、少しずつ日常のささいな出来事を話してくれるようになり、感謝しています。これから、あわよくば夫婦の理解が進めばいいなあ。

  • 妻の私も、夫もそれぞれ読み、家庭に置いておきたい1冊になりました。
    「そんなこと誰もしてない」とこれまで夫から否定され続けていたあれこれが本に書いてあり、「これは女性はみんななのか!」と夫が驚いていました(笑)
    私も女性脳について客観的に知ることができ、これまで言葉にできなかったことがやっとすっきりしました。
    悩んだ時、繰り返し読み返したいと思います。

  • 要点がとても分かりやすくまとまっている本です。

  • 男性脳と女性脳は大きく違う。その違いを理解しているのとそうでないのとでは、行動に大きな違いが出る。一緒にいると、決めたからこそ最後までなんとなく寄り添うのではなく、夫から積極的に寄り添う関係を作っていくことが大切だと感じた。

  • 察する力、共感、まずは肯定 子育てのためにケースを貯める。他の人の経験もケースにする。それが井戸端会議

    ・察する力:女性脳では高い。子育てのために子供の変化にすぐに気がつく必要があるため。男性が「言ってくれればやったのに…」と思うのは、女性からすると「言わないと気が付かない=関心がないのだ」と感じてしまう。そういった場合は「気が付かなくて、ごめんね」と伝えること

    ・共感:女性の脳は共感も強い。これも子育てのため。イレギュラーが起こり続ける子育てでは緊急事態に対応する必要が多く出てくる。そこではケースを貯めておくことが必要。なので自分の経験だけではなく他の人の経験も貯めていく必要がある。それが共感。女性の井戸端会議は自分が経験したプロセスを共有し合うことによって経験をシェアする時間。

    ・まずは認める。「◯◯なところがいいね。ただ、◯◯の部分はもっとこうできると思ったので、そこだけもったいない」

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著者プロフィール

黒川伊保子(くろかわ・いほこ)
1959年長野県生まれ。奈良女子大学理学部物理学科卒業。
(株)富士通にて人工知能(AI)の研究開発に従事した後、コンサルタント会社、民間の研究所を経て、2003年(株)感性リサーチ設立、代表取締役に就任。脳機能論とAIの集大成による語感分析法を開発、マーケティング分野に新境地を開いた、感性分析の第一人者。また、その過程で性、年代によって異なる脳の性質を研究対象とし、日常に寄り添った男女脳論を展開している。人工知能研究を礎に、脳科学コメンテーター、感性アナリスト、随筆家としても活躍。著書に『恋愛脳』『成熟脳』(新潮文庫)、『人間のトリセツ ~人工知能への手紙』(ちくま新書)、『妻のトリセツ』(講談社+α新書)、『定年夫婦のトリセツ』(SB新書)、『息子のトリセツ』(扶桑社新書)、『思春期のトリセツ』(小学館新書)、『恋のトリセツ』(河出新書)など多数。

「2022年 『女女問題のトリセツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

黒川伊保子の作品

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