ウォーキングの科学 10歳若返る、本当に効果的な歩き方 (ブルーバックス)
- 講談社 (2019年10月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065176672
感想・レビュー・書評
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普通に歩いてるだけじゃ意味なかったのか。早歩きしてみよう。
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インターバル速歩
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忙しい人でも、運動嫌いの人でも、膝や腰が痛くても、リハビリ中でも応用できる、画期的な歩き方を徹底解説。
生理学の研究から明らかになった、いつものウォーキングを劇的に変えるメソッド。
2022年5月期展示本です。
最新の所在はOPACを確認してください。
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00547471 -
ミニコメント
早歩きとゆっくり歩きをくりかえす「インターバル速歩」を紹介。さまざまなデータをもとにウォーキングを解明します。
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/631909 -
生理学の研究データが示されて、エビデンスとしては説得力があるものの理解するには個人的には専門的すぎて難しかった。
示されたエビデンスを信じて、効果的なウォーキングの手順の部分だけ自分のものにして実践することにしたい。
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まずは「言われた通り」やってみることがセオリーだ。しかも30分間で済む。物足りなければ3分ランニングにしてもいいだろう。そこからタバタ式に持っていくという手もある(20秒ダッシュ+10秒ウォーキング×8セット)。
https://sessendo.blogspot.com/2021/08/10.html -
とりあえず、インターバル速歩が体力向上、健康維持に良いものだということが述べられている。
個人的には細かい仕組みとか理屈とかは読んでもすぐに忘れそうなので、インターバル速歩のやり方を中心的に読んで終了。
なんとなく、中高年向けの体力向上を意図している様でもあるので自分にも効果があるかはわからないが、もう40代に足を踏み入れつつあるので中高年に入りつつある気もするので、効果はあると見ている。ちょっとキツイくらいの運動強度というのはどの年代でも同じことなので。
これで健康に効果があるのなら、インターバル速歩を知っただけでも価値があるので星4つ。 -
有り S498/ノ/19 棚:13
一宮 -
冒頭、体力(筋力と持久力)の定義、加齢による体力低下、そしてトレーニングによる持久力向上メカニズム、と話が進む。
手続きを踏んで話を進めるところに安心感を覚えつつ、読み通せるか幾分不安にもなる。
が、乳酸が疲労物質ではないことや、血流による体温調整メカニズムなど、初めて知ることができた。
ちょっときついと感じる速さで3分間歩く。
ペースを落としさらに3分歩く。
これを一セットとして5セットを週四日。
これが本書で提唱されるインターバル・ウォーキングの概要だ。
トレーニング後30分以内に乳製品を摂ると、筋力向上と炎症の抑制にも効果があるそうだ。
関節痛、骨粗鬆症も改善すると聞くと、そうならないうちにやっておかねば、という気がする。
その効果もさることながら、取り組む人のコミュニティ作りをするなど、このプロジェクトが多くの人を巻き込んだ社会課題を解決するものとなっていくところに関心をもった。
目に見える利益によって学問の価値を測るべきではないのかもしれないが、こうあってほしいと思える。