近いはずの人 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065181058

感想・レビュー・書評

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  • 「近いはずの人」読了。事故で亡くなった妻の携帯を夫が見るとそこには「8」という相手とのメールが……。再生の話。帯にある「313ページのたった一言にあなたは涙する」に特別の感慨を抱かなかった私はそっけなかろうか。313ページで書かれている言葉は小説全体に隅々に書かれているではないか。淡々と読んだ。


    「近いはずの人」を読んでいる。事故で亡くなった妻の携帯を夫が……という話だが、私、自分の携帯をダンナに見られて困ることあるかなと思うと、これが全然困らない。PCにBLエロが多少入っているがこれもBL読むことはダンナも知っているので困らない。つまんねー女だなと自分に思う。

  • 暗いといえば暗い。
    ずーんとなるといえばなる。
    かもしれない。
    けど、なんか、いい感じのこと言って、「頑張らなきゃね!」って思わせる感じじゃなくてよかった。

    小野寺さんの本に出てくる人たちのように、ちゃんとしっかり言葉にして考えたい。
    日々もやもやもやもやーって思って、嫌だなーでも自分も悪いかもだしーだってり、思考停止になってる自分がいるなぁと思ったり。

    発泡酒のみながら、カップ麺食べたい。

  • 小野寺さん好きだけど、あんまり面白くなかった

  • 少し残念。期待外れだった。主人公にも亡くなった妻にもあまり共感できなくて。

  • つまらなくて読みきれなかった

  • 小野寺史宜さんの作品が大好きで読んだが、
    どこか個人的には惜しかった
    単に自分が登場人物に好意を持てなかったからなのかもしれないが、スッキリはしなかった。
    それが狙いであれば流石。
    面白いことに変わりない。

  • 登場人物がみんな好きになれませんでした。
    それぞれが自分の正義を信じて生きてる感じでした。
    特に妻の絵美の良いところが顔以外わからなかったです。
    主人公の未来が明るくなりそうなのがせめてもの救いでした。
    もう少し先まで話を見て見たかったです。

  • サスペンス系かと思いきや、ちょっとそれとはまた違う感じ。人の腫れ物に触るとかそういう時ってどんな行動をとってもそれが正しいとは分からへんくて、それがきっかけで良くない方向に動いたりするなあと思った。最後には前向きになれてよかった。みつばまで行っちゃえ!なにするんだ〜!栄人苦手かなあ

  • 映画、「ラブストーリーズ コナーの涙」、「ラブストーリーズ エリナーの愛情」を思い出した。
    えみりんがもういないので、えみりん自身から気持ちを聞けないところが悲しい。

  • 主人公の葛藤が結果的に良い方向に進んで良かったなと思う。

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著者プロフィール

一九六八年千葉県生まれ。二〇〇八年『ROCKER』で第三回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞し同作で単行本デビュー。著書に「みつばの郵便屋さん」シリーズ、『ひと』『ミニシアターの六人』『レジデンス』『タクジョ!』『銀座に住むのはまだ早い』『君に光射す』などがある。

「2023年 『片見里荒川コネクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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