新装版 院内刑事 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 123
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065182031

作品紹介・あらすじ

文庫書きおろしの人気シリーズが、新装版として講談社文庫から登場! 
廣瀬知剛は、政治家も利用する大手病院で働く警視庁公安総務課OB。モンスターペイシェント、院内暴力、セクハラ、果ては暴力団関係者、薬物反応の出た患者の対応まで、ありとあらゆるトラブルの処理に追われている。ある日、脳梗塞で倒れた財務大臣がICUに運ばれてきた。どうやら何者かに一服盛られたらしい――院内刑事の秘密捜査がはじまる!

感想・レビュー・書評

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  • 院内刑事や院内交番などが実際の病院にあるわけではないだろうが、フィクションとしては面白い。取り上げている事案も現実ではどうかというものもあるし、医事に関してはいろいろ問題もあるようだが、そんなことが気にならないくらい面白い。広瀬がスーパーすぎるが、だからこそ面白いのだといえる。リアリティを求めるよりも、エンターテイメントとして成り立っているかどうかだろう。続篇も新装版としてよみがえるようなので、ぜひとも読んでみたい。

    #新装版院内刑事 #NetGalleyJP

  • 警察庁OBといっても定年上がりではなく45歳の公安出身の切れ者である廣瀬知剛の大活躍!

  • 作者の代表作のひとつになりそう

  • 設定はとても魅力的に思ったが、
    主人公がパーフェクトヒューマン過ぎて(^ ^;
    ひねくれ者としては感情移入できない(^ ^;

    ロジャー・ムーア演じる007のような、
    「人間臭い」ところが感じられなくて、
    ちょっと白けてしまった(^ ^;

    あと、ちょっとネタ的にやや「手を広げ過ぎ」の印象。
    次から次へと色んなことが起こるし、
    九州長期出張中の元部下の話も気になるし...

    そして盛り上げてる割には「解決」があっけない(^ ^;
    悪者がみな「黄門様の印籠を見せられた」みたいに
    簡単に降参して何でもペラペラ喋ってしまう(^ ^;
    悪党ならもっとしぶとく粘れよ、とか思ってしまう(^ ^;

    全体的に若干「掘り下げ不足」の印象で(^ ^;
    続編いろいろあるらしいが、取り敢えずいいかな(^ ^;

  • 文庫書下ろしの人気作が新装版として登場。大病院を舞台に、やり手の公安警察OBが駆ける!

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著者プロフィール

1957年、福岡県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業後、警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞、警察庁警備局長賞など受賞多数。2004年、警視庁警視で辞職。衆議院議員政策担当秘書を経て、2007年『警視庁情報官』で作家デビュー。主な著書に「警視庁情報官」「ヒトイチ 警視庁人事一課監察係」「院内刑事」シリーズ(以上、講談社文庫)、「警視庁公安部・青山望」「警視庁公安部・片野坂彰」シリーズ(文春文庫)など。現在は危機管理コンサルティングに従事するかたわら、TVや紙誌などでコメンテーターとしても活躍中。

「2022年 『プライド 警官の宿命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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