- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065217597
作品紹介・あらすじ
*
虎松譲二の逆問を受け、組織内の情報が漏れていたことが発覚!
息子の誠二をネタに脅させれる源の父。情報は一体どこから漏れたのか。無事に譲二をパクることができるの!?
「奥岡島事件の恩賞」編、ここに完結!もちろん通常回も絶好調!あの頼れるゴリラが、チンパンジーに甘えるゴリラに大変身!!
感想・レビュー・書評
-
源親子!
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白い。
大事件の幕引きがあっさりめなことが多いように思うけど、その裏に地味でドラマのない捜査があって、そのいった地道なものを積み上げたものの上にこそ、事件解決があるのだなと感じた。
川合の成長が、もはや「頼もしい」と感じる域まで来ていて、良いですね。
藤部長の心境は凄く良くわかる。
藤部長の背中を見て育った川合、その背中を見たときの藤部長の心境。
いいですね、こういう関係。振り返ったときに幸せだったと断言できる関係性ですよね。好き。 -
ホントに上手い。
-
ジョージ。
-
言葉の使い方が、大好き。
いつ読んでも声に出して笑ってしまう。
バンクーシの回、地味にスキ。 -
前巻から引き続きの「奥岡島事件の恩賞」編が決着!恩賞って何のことだろうと思ってたんだけど、そう来たかと。源の過去や父との関係も掘り下げられてよかった。源からかけられたあの言葉こそ、父にとっての最大の恩賞だったのかなと。自分をネタに父を脅された譲二と相対した源、そこに譲二が可愛がる娘・菜摘の関係性を絡めて描くのも巧み。
それにしても、マコの父親があの人とは…他の部分でもさりげないところに張った伏線を回収してくるよね。「暴走ゴリラ制圧事案」でも作者の巧妙な手口にしてやられた。警察もの以外を描いてもきっと上手いと思う。警察のあるあるネタに頼らず、あくまでストーリーやキャラという骨格がしっかりしてるし、3年で15巻まで駆け抜けてどんどん面白くなるのがすごすぎる。これも「仕事は追わなきゃ追われます」精神なのかな。
川合の成長も著しい。菜摘に説いたあの言葉も胸に響いた。先輩たちに負けずに前へ出るようになった中でも、天然でツッコミがいある可愛いキャラも残っていて面白い。藤部長が甘噛みしちゃうのもしょうがない(笑) 地団駄を踏んじゃうところもパーフェクト。大きな事件が終わってどうなるかなと思ったけど、安定して面白くていいね。