日本の構造 50の統計データで読む国のかたち (講談社現代新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065230992

作品紹介・あらすじ

数字をおさえれば、今の日本の経済・社会が見えてくる! 少子化、格差、老後など、不可欠な50のトピックを第一人者が平易に紹介!

感想・レビュー・書評

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  • 今の私には、まだ早かったかも笑

    でも2020年と過去の比較のデータベースとしては
    有能な本だと思う。

    統計を調べたい時に振り返るという使い方なら
    重宝すると思う。

    でもやっぱ、
    物語を欲してしまうのでこれ以上は論じない。

  • <目次>
    序章   日本の今とコロナ
    第1章  日本経済の健康診断
    第2章  教育格差
    第3章  日本人の労働と賃金
    第4章  日本人の生活
    第5章  老後と社会保障
    第6章  富裕層と貧困層
    第7章  地域格差
    第8章  財政
    終章   今後の日本の針路

    <内容>
    著者の本職っぽい仕事。さまざまな手に入るデータから、日本と世界、過去の日本と今の日本などを比較しながら、日本の現状を分析したもの。まあ、妥当な分析がされている。この50の統計データは使えると思うので、分析の結果よりも、データを重宝したいと思う。

  • 国内だけの話で完結するのではなく、OECD等と比較して相対的に自分たちの立ち位置を知ることができてよかった

    都道府県別に比較したデータもあり、ケンミンショー的な雰囲気も味わえます

  • 各タイトルが内容を良く説明しているので、説明文ではなく、表やグラフを先に出した方がわかりやすいと感じた。

  • タイトルを見て、手に取った。
    この手の教科書的な本は結構読んできたので、全体をプレビューしてど知識を足していこうと読んだ。

    社会保障の内訳の変遷は、こういう観点で読んだことがなかった。戦後の、社会保障とは高齢者への福祉である、という経緯が依然として強いのは印象的だった。

    一方で日本は教育費支出を家計に依存してきた。

    最終章は、再び日本が経済活性化する針路として、格差社会を容認して、貢献度を追い求めるものに対価を与えるような社会、というのが一選択肢として提案されている。それらがごく一部なのか、2,3割はいるのか、関心がある。

  • 講義で使いました!短く区切られてるのがよい!

  • データで読む日本の現在。世界各国との比較データを見るたびに、立ち遅れている現実を突きつけられる。

  • まさにファクトフルネス

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著者プロフィール

京都女子大学客員教授,京都大学名誉教授
1943年兵庫県生まれ。
小樽商科大学,大阪大学大学院を経て,ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。京都大学教授,同志社大学教授を歴任。元日本経済学会会長。
専門は経済学,特に労働経済学。フランス,アメリカ,イギリス,ドイツで研究職・教育職に従事するとともに,日本銀行,経済産業省などで客員研究員を経験。
和文,英文,仏文の著書・論文が多数ある。
〔主要近著〕
『日本の構造:50の統計データで読む国のかたち』(講談社,2021年)
『教育格差の経済学:何が子どもの将来を決めるのか』(NHK出版,2020年)
『“フランスかぶれ”ニッポン』(藤原書店,2019年)
『日本の経済学史』(法律文化社,2019年)
『21世紀日本の格差』(岩波書店,2016年)
『フランス産エリートはなぜ凄いのか』(中央公論新社,2015年)

「2021年 『フランス経済学史教養講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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