メダリスト(3) (アフタヌーンKC)

  • 講談社
4.28
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本棚登録 : 395
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065236079

作品紹介・あらすじ

氷の上に「絶対」はない。だからこそ、運命だって変えられる!

いのりと司の初遠征・西日本大会がいよいよ開幕!
猛特訓で習得した2種の2回転ジャンプを武器に、
二人は西の強豪各県から集結したライバル達と対決する!

感想・レビュー・書評

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  • 【あらすじ】
    氷の上に「絶対」はない。だからこそ、運命だって変えられる!
    いのりと司の初遠征・西日本大会がいよいよ開幕!
    猛特訓で習得した2種の2回転ジャンプを武器に、
    二人は西の強豪各県から集結したライバル達と対決する!

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • この決意は凄い…もはや悟りだよ。


    西日本小中学生大会に挑戦するいのりと司先生。
    各地から集まった才能溢れるライバル達と覇を競い、優勝を狙うわけですが…。
    (メタ的な話ですけども)スポーツ漫画の定番、試合前のトラブル発生。大会に参加できないかもしれない不安の中で集中力を高め、ウォーミングアップをこなすいのり。彼女は大会にエントリーできるのか? 参加できたとして最高のコンディションで望めるのか…?

    と、そんなプレッシャーと戦う試合のシーンがあるのですが…一番強く心に残るのは、帰路の新幹線で語るいのりの決意です。
    若干ネタバレになりますが、結果としてこの大会で描かれたのは何だったのかというと、いのりの成長、そして成長したからこそ明確になる道の険しさ、ライバルとの絶対的な差…。
    技術や才能ではない「時間」の差。
    一つの事実を通してしっかり描かれているので強烈な説得力があります。
    頑張ってもどうにもならない事があるという揺るがない現実を突きつけられ、そしてそれを理解できてしまういのりの素直さが余りにも残酷。

    その上で。それでも。
    迷いなく「決意」を口にできる姿は「強い」と感じざるを得ません。一人の選手として本当に強い。
    司先生に感動ではなく、強く殴りつけるような衝撃を与えているように感じます。
    …司先生からすれば、自分が持てなかった強さをいのりが見せてくれているように思うのだろうけれども、いのりがそんな風に強くなれるのは司先生が信じてくれているからで…相変わらずお互いがお互いを強くする理想的な師弟。

    それから、このシーンの光の表現がホントに美しいというか、陰影の表現が幻想的で。
    何となく夢の中のような淡い朧げな印象を与えながら、その実、二人が新たに心を強くしていて、その落差で胸に染み入るように思わせます。
    優しくて強い。泣きそう。


    あと、蛇崩先生がホントに良いヤツで嬉しい
    司先生とは違う形の信頼関係。打算なく絵馬を信じ、応援し続けた姿。その結果のドヤ顔なら、そりゃあ認めるしかないでしょう。
    つくづく良い大人ばっかりだなぁ…。

    夜鷹さん以外は(苦笑)

    たった一人でヤな大人役を引き受けてて、際立つ事際立つ事。


    とりあえず先生の代理バトル、ついニヤニヤしちゃいますねぇ(当人たちはそれどころじゃないんだけど)。


    あと、あっという間に時間が経ってしまって、「目の当たりにできなくて悔しい…ドキュメンタリーで見たい……」ってなった(笑)

  • キャラクターの良さと感情の描き方がマッチしてる。絵もすごく上手くてスケートの世界に難なく入って行ける。

  • 読了。

  • 代理戦争みたいになるのはやめてほしい。いのりちゃんには自分のために頑張ってほしい。
    しかし苗字がヒプノシスマイクばりにむずかしい。

  • 《綺麗なスケートはゆっくりな動きとはやい動きが同じくらいあって ゆっくりができるにはじっとするための強い力が必要なんだ 私はそのための筋肉が全然足りない 足りないけど…  これから今より上手になれるってことだ…!》

  • かわええのぉ

  • ひねくれっこの理凰くんに対しても司先生の褒めスキル、素敵です。そのうち伝わるはず。

  • スケートやってみたくなる!

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著者プロフィール

漫画家。愛知県出身。『鳴きヤミ』で即日新人賞 in COMITIA123優秀賞を受賞。
本作『メダリスト』でデビュー。

「2023年 『メダリスト(8)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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