- Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065238257
作品紹介・あらすじ
孤高のジャーナリストの生涯を描いた傑作評伝!
若者よ。『拗ね者たらん』を読みなさい。
そうすれば、君も少し大人の男に近づくだろう。
――伊集院静氏、推薦
読売新聞社会部エース記者として名を馳せ、
独立後は『誘拐』『不当逮捕』など数々の名作を遺した
ジャーナリズムの第一人者、本田靖春。
「戦後」にこだわり続けた代表作を精緻に読み解きながら、
新聞記者・担当編集者など関係者の証言をもとに、
濃密なる七十一年の生涯を描く、傑作人物ノンフィクション。
感想・レビュー・書評
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後藤正治『拗ね者たらん 本田靖春 人と作品』講談社文庫。
読売新聞社会部記者からフリーのジャーナリストに転身し、数々のノンフィクション作品を描いた本田靖春の71年の生涯とその代表作の背景などを描いたノンフィクション。
本田靖春の作品では、『誘拐』『不当逮捕』『私戦』『疵 花形敬とその時代』は読んだことがあるが、その中でも特に『誘拐』と『疵 花形敬とその時代』が非常に面白かった。
本書を読むと、本田靖春はかなり魅力ある豪胆な人物だったようで、記者時代から周囲に慕われたようだ。独立後は数々の傑作ノンフィクションを上梓したが、晩年は糖尿病で満身創痍の中、筆を取り続けていたとのこと。加齢と共に若い頃に羽目を外したツケが回って来たのだろう。
定価1,078円
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289.1A/H84g//K:東2法経図・6F開架
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「戦後」にこだわり続けた、孤高のジャーナリストを描く傑作評伝。伊集院静氏、推薦!
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本田靖春さんのノンフィクションを読んでからこの本を読んだ方がより楽しめたと思う。