みんなのユニバーサル文章術 今すぐ役に立つ「最強」の日本語ライティングの世界 (星海社新書)

  • 星海社
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065267752

作品紹介・あらすじ

毎週のようにネットで特大のバズ記事を打ち続け、大宅壮一ノンフィクション賞にも輝いた気鋭のライターが明かす日本語を書く極意!

感想・レビュー・書評

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  • ルポライターの方が書かれた文章術の本です
    表紙がカワイイです

    カッチリした文章術ではなく、ブログやSNSに用いるテクニックが多かったです
    その分、文筆業でもない市井の人間にとっても実用的なものでした
    後半に進むと、著者の経歴紹介とともにライターがどのような仕事なのかの説明が増え、よくある書き方講座の色が見えました
    ブログ企画に寄っていき、ユニバーサル文章というよりゴシップ記事のPV獲得法に心血を注ぐさまか見れました
    タイトルの「ユニバーサル文章術」から規模が小さくなり、気づけば三文記事の書き方を習っていました
    誰にでも開かれた文章というのは、カストリ雑誌に深く通じるものがあるのでしょう

    ブロガー出身らしく、エスプリの効いた言い回しにクスッと来ました
    あらすじやタイトルで大きく出過ぎた印象がありましたが、最後まで楽しく読めました

  • 「考えてるのにうまく言葉にできない」をなくしたくてこの本を読んだ。印象に残っているのはビジネスメールのところかな。初めてメールする相手に「お世話になっております。」って変なの〜と思っていたのをこの本は解消してくれた。

  • 読んだ速度で理解できる文を書くための文章読本が欲しいと思っていたところに、一番出してほしかった著者が出してくださいました。

    前半は読みやすい"ユニバーサル日本語"の解説、後半は媒体に合わせた書き方、最後にインタビューの仕方。

    最初から最後までとにかく気を配る配る配る。そこまで?というところまで。

    いままで文章読本を読んで試しに文を書いてしっくり来なかったのは、人に向けて書いているつもりで自分に向けて書いていたからだと感じた。
    自分に向けて書いていたら違和感が少ないようにも思われるかもしれないが、プロの文に比べるとどこかが足りなくてどこかが過剰な感じがするからだろう。

    時間がかかるかもしれないが参考にして書いていきたい。

  • 基本的に、紙よりネット上の文章を書く際の文章術。
    どちらにしても、くどい文は嫌われる。

  • 文章術の本はいくつか読んだが、本書はwebライティングを意識した内容になっている。漢字の開きかたについては感覚的にやっていたが、理論的に説明できるようになった。インタビューのコツやNG行動も書かれており、全体として実践的な内容が多かった。

  • ネットにつよい著者
     読んだきっかけは、北朝鮮に行ってみたといふnoteの記事をよんだら、書き手の人が安田さんのnoteの文章術を参考にしてゐたから。

     第3章まではよみやすい文章の要諦で、類書とくらべて目立ったところはない。ただ、文字の種類の特徴などを表にまとめてゐて、直感的でわかりやすかった。4章のメールの書き方も、ビジネスマン向けのふつうの内容。

     白眉は、著者がブロガーあがりゆゑの、7・8章のウェブの文章について。よまれやすい記事について、紙とウェブのちがひを踏まへて書いてある。将来的に紙よりウェブが優勢になるだらうから、自分も真似してみようと思ふ。

  • 参考になったけど、
    まあ、LINEやSNSくらいは
    感覚でいいんじゃないの?と思う。
    本で参考にすることでもないよな、と
    思ってしまった。

  • メールの言葉づかいを知りたいと手に取りました。
    わかったことは、言葉づかいを吟味する行為は、相手に人間的な好感を覚えてもらい、信頼関係を築くという目的を達成するための手段でしかないこと。
    なるほど。
    「マニュアル感」が出ると、いつでも誰にでもそう言っている感」を相手に覚えさせてしまう。
    なので、状況しだいでは「タメ口」でも問題ない。
    勉強になりました。

  • 第1章 誰でも読める「プロの日本語」を書く方法/第2章 ユニバーサル日本語の文章術(実践編)/第3章 ユニバーサル日本語VS漢字/第4章 最強のビジネスメールを書く方法/第5章 絶対に「失敗」しないツイッター文章術/第6章 伝わるLINE、モテるマッチングアプリの表現戦略/第7章 自在に数百万PVを叩き出してウェブ記事を「激バズ」させるコツ/第8章 紙媒体とウェブ媒体の文章術

  • ネット、雑誌、書籍とさまざまな媒体で活躍するルポライターの著者が、現代に読まれやすい「文章術」をまとめた本。

    バリバリ現役の方が書いているので、実践的でとてもわかりやすいです。
    「漢字・ひらがな・カタカナ・アルファベット・算用数字・記号」のバランスを「文章は文字の混ぜご飯」と考える方法には感激。基本は白米(ひらがな)。漢字が具、それ以外は薬味と考えるとバランスが取れるそう。

    同じ題材でも、媒体によって書き方が変わる(手直しではなく、一から別に書く)例が印象的でした。

    ちょっとした意識と工夫で読まれる文章になります。おすすめです。

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著者プロフィール

ルポライター

「2023年 『2ちゃん化する世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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