夢介千両みやげ 完全版(上) (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065273388

作品紹介・あらすじ

大枚千両を使い江戸で道楽してこい。小田原の豪農である父親から途方もない宿題を与えられ、若き夢介は旅立った。図体は大きいが底抜けのお人好し。懐中を狙った名うての美女道中師・お銀も、そのとぼけた温かさに、いつしかベタ惚れに。前非を悔い、よき女房になろうと、ともに江戸に入ったのはよかったが……。明朗木訥なヒーローの善意あふれる言動を描き、戦後日本の心を潤した大衆小説の代表的傑作!

感想・レビュー・書評

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  • 底抜けのお人好しの夢介が道中師・お銀に惚れられて。大衆小説を代表する傑作を復刊!

  • 舞台をみて、このユーモラスのある話の原作が気になって読んでみました。
    大衆時代劇 何気に 家庭版??な感じが、昔の作品が一回りして現代にマッチしてて面白かった。

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著者プロフィール

明治三十二年(一八九九)栃木県生まれ。本名井口長次。明治中学卒業。博文館の編集者だった昭和八年「サンデー毎日」の大衆文芸賞で佳作となり、これ以来山手樹一郎を名乗る。昭和十四年、博文館を退社、長谷川伸の門下に。翌年にかけ新聞に連載した『桃太郎侍』が成功を収める。以後、大衆の求める健全な娯楽作品を次々書き、貸本屋で第一位の人気を得た。昭和五十三年(一九七八)没。他作品に『遠山の金さん』『崋山と長英』(野間文芸奨励賞)など多数。

「2022年 『夢介千両みやげ 完全版(上)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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