キーウの月 (講談社の翻訳絵本)

  • 講談社
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本棚登録 : 229
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065289952

作品紹介・あらすじ

ウクライナ・キーウの月は、わたしたちが見上げている月と同じ月。世界的作家・ロダーリの絵本を、ウクライナ救援のために緊急出版。

感想・レビュー・書評

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  • キーウという呼び方は、戦争と結びつけざるを得ない。
    一日も早く平和が訪れますように。

  • 月は月
    パスポートなしで旅をする・・・
    キーウでもローマでもインドでも。
    戦争なんてして国境なんて作っているのは人間だけ。

  • 月はどこにあってもただ一つなのよね。
    キーウの人たちに一日も早い平和な日々が訪れますように。

  • 6年生

  • 1日も早く平和が訪れますように。

  • ジャンニ・ロダーリさんの話が好きなので、読んでみた。
    知らずに手に取ったが、ウクライナ支援のために出版されたそう。
    平和のために役立てたい。
    ジャンニ・ロダーリさんの「緑の髪のパオリーノ」がとても好き。(あのシリーズ3冊が好き。)
    詩にイラストが描かれて絵本になっている。
    イラストは、ベアトリーチェ・アレマーニャさん。
    やはりイタリアの人。
    温かいイラスト。
    翻訳はいつもの内田洋子さん。
    この絵本の売り上げは、イタリア赤十字とセーブ・ザ・チルドレンに寄付される。

  • 〝ロ-マの夜空に浮かぶ月も、ウクライナのキーウ(キエフ)で見える月も、わたしたちが見上げている月と同じ月。キーウの月は、ローマの月のように、みんなに光をとどけます。 月はきっぱりと言います 「わたしの光は、パスポ-トなしで旅をします」〟・・・ ウクライナ救援のために緊急出版された、イタリアの作家・詩人・教育者ジャンニ・ロダーリ(1920-1980)による、平和の祈りを込めた大人の絵本です。

  • イタリアの国民的作家ジャンニ・ロダーリによる詩を絵本化したもの。イタリア人のロダーリはなぜウクライナのキーウに思いを馳せたのだろう。ロダーリさんは反戦のイメージもあるので(『キンコンカン戦争』とかの絵本もある)今、生きていたらどう感じていたのだろう。

  • これは、イタリアのジャンニ・ロダーリの詩です。
    キーウの月が

    私は私
    私の光はパスポートなしで旅をする

    とうたっているもので、いまこの詩に絵をつけたアレマーニャさんに脱帽……。
    だって、戦争をうたったものではないけど、いまこの詩を読む人は、ウクライナを想わずにはいられない……。
    でしょう?

    翻訳してくれた内田さんにも、出してくれた講談社にも、ありがとう!

    2022/12/16 更新

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著者プロフィール

1920年生まれ、1980年没。イタリアの作家、詩人、教育者。1970年、国際アンデルセン賞を受賞。20世紀イタリアで最も重要な児童文学者、国民的作家とされている。『チポリーノの冒険』『青(あお)矢号(やごう) おもちゃの夜行列車』『空にうかんだ大きなケーキ』『羊飼いの指輪 ファンタジーの練習帳』『猫とともに去りぬ』『ランベルト男爵は二度生きる サン・ジュリオ島の奇想天外な物語』『パパの電話を待ちながら』『緑の髪のパオリーノ』『クジオのさかな会計士』などがある。

「2022年 『うそつき王国とジェルソミーノ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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