- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065290538
感想・レビュー・書評
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前回14巻まで読んだ。6巻一気読み。あれから5年。今やシロさん60歳手前になっているはずなのに、他の情報では史郎さん55歳とあったりなんかよくわからない。でも20巻ではケンジの「(同棲は)もう今年で18年目」という証言もあり、同棲始めたのはシロさん40歳の時のはずだから、現在58歳ということになる。ということはケンジは56歳。顔も単純な線で描いているけど、ちゃんと歳をとらせている。凄いなと思う。
2人とも社会では、働き盛りの男性労働者、かたや法律事務所の所長、かたや美容院の店長に出世していて、却ってそうなっているからこそ、賃金よりも「家庭」の時間を最優先させて普通の働き盛りよりも早めに家に帰っている。家庭優先になるかどうかは、仕事次第じゃない、意思次第なのだ、とでも作者はさりげなく伝えているそう。
17巻でシロさんの両親は老人ホームに入った。親が終活を始める。シロさんも、自分が死んだ時のために(ゲイカップルはいろいろややこしいので)自筆証書遺言を取ろうとしたり(←18巻大変参考になりました)、万が一の連絡先として親とケンジを繋げていたり(20巻)、普通は50代でそこまでやらんだろとは思うが、だからこそ自らを振り返り戒めになる。そういえば、小日向・ジルベール組も、シロさんも異様に意識高い系ダイエット話で盛り上がって、ケンジのみ疎外感持つというのも、男女問わず50代カップルの「あるある」話の気がする。
この2人を普通に子供いない系の男女カップルと想定すると、リアルで理想的な努力しながら続いている男女の仲にも見える。そういう意味で普遍的な話に直ぐに移し変えれる、ゲイカップルの生活史である。もうよしながふみさん描けなくなるまで延々と続いていきそう。‥‥ところで、20巻最終にして新しい登場人物としてマンションの2人の部屋の角向かいの住人、母娘が出てきた。70代の主人を亡くしたばかりの母親と、離婚したて、シロさんと同年代の娘の2人。あとあとの絡みが楽しみ。シロさんたちの部屋は、住む前は「訳あり物件」だったらしいが、果たしてシロさんたちはそれを承知で住むことにしたのか?その辺りも気になる。
前は1話に必ず出てくる料理のレシピをメモしていたのだけど、結局一回も真似して作らなかったので、今回は「自家製なめ茸」「レタスのナムル」「キャベツのゴマコールスロー」という超簡単料理のみ写真に撮ってスマホに保存しておくことにした。料理はすべて丁寧な生活とカップルのコミニュケーションの反映となっている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2LDK男2人暮らし 食費、月3万円也。これは、筧史朗(弁護士)と矢吹賢二(美容師)の「食生活」をめぐる物語です。
今回のメニューは…明太釜玉カルボそうめん、鶏肉と秋野菜のオリーブオイル蒸し、さつまいものバターしょうゆ煮、鍋焼きうどん、ぶりしゃぶ、マラサダ、チキンカツなど。
読み始めて、もう20巻
ドラマもシーズン1から観ています
ドラマからの原作本だったので 読んでいても私の頭の中では シロさんは西島秀俊さん、ケンジは内野聖陽さんの声が聞こえてきます
ドラマの中で佳代子さんが シロさんが話すケンジの話は幸せのお裾分けを聞いているみたいって感じの事を言っていて 私も同じだ!って思いました
シロさんの元カレの及川光博さんが出演した回は涙が出た〜(T ^ T)
ケンジがシロさんの料理を 食レポしながらベタ褒めするところとか ケンジが嫉妬するところがとっても好き
ずっとこのまま、2人で過ごしてほしい! -
ジルベール出てくるとなんか和む〜!
結婚式に向けて頑張ってるのも、筧さんの「野暮ったい」ご飯を求めてやって来るのもいい(笑)
その関係が好き!
弁護士事務所のアレコレも興味深い。 -
ジルベール、やっぱりナイスキャラです!
そうか…もうそんなに長く
一緒に過ごしてきたんだねぇ。
でも、相変わらず
「小さな気遣い」を忘れないふたり。
それが秘訣なのかしら。
佳代子さん夫妻ともずっと
つきあいかたがナチュラルでいいな。
今回はケンジが料理するシーンが
多かった気がします。
チャチャッと料理が上手! -
お隣さんのエピソード好き。まだ対抗心燃えるのは生きる気力があることだから、自分の親もそうだったら良いな。
シロさんの毛量が段々薄くなっているのかな…気のせいかな…(笑 -
結婚式って500万円もかかるんですか?
(招待客は何名くらいなんだろう?)
再来年のために体型維持とエステ、取り組みが早過ぎなくない?小日向さんもジルベールも真面目なんだな…
お料理はどれも美味しそうでした。
初めてお隣さんが登場。
あのお部屋、どんな事件があったんだろう?
ところで特装版を買い逃したのが残念。 -
表紙からして、何、このカワイイの!
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結婚式を挙げることを決めたジルベールと小日向さん。すべて完璧にしようと余念がない小日向さんに対し、ジルベールも体をしぼらなくてはと思うが……。
19巻でもシロさんの誕生日あったのに、1年たつの早いな。今回は特にジルベールがやってきた話が面白かった!なんなの、あの親子ごっこは。ふたりとも意地悪すぎだし。初登場、筧家の隣人のお母さんもなかなか強烈。さて、真実にいつ気づくことになるやら……。