- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065317129
感想・レビュー・書評
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愛されなくても別にいいじゃん。って言ってる江永が陽彩の愛に救われてるのがすごく良かった。愛は必要かもしれないけど、別にいーやって思ってるだけで強くなれるんだなあと。欲しい欲しいって思ってると疲れるしね。
親子の問題は本当に深いと改めて感じさせられる。自分が子供を持ったらまた違う観点から読めるかも、、自分の一つ一つの言動が子供の人生や性格を左右してしまうことは凄く恐ろしいように感じるし、未知の世界すぎてわからん。自分が気にしてないような振る舞いが子供の心を傷付けちゃうんじゃないかなって恐怖でしかないよね。子供が、親も人間だし間違えるし結局他人って 思れば楽になるのかな
お金にだらしない親を持つヒイロと、学費も払ってもらって仕送りも沢山もらってるのに不幸だと感じる大学の同級生の子の対比が良かった。「私を苦しめるものが、もっと分かりやすい不幸なら良かったのに。」が印象的。やっぱり人の苦しみはそれぞれだし、結局は自分にしか分からないよね。自分は苦しくても他人にとっては高望みだと思われるかもしれない。それでも寄り添うことはできるから、寄り添ってくれる誰かがそばに居てくれるといいよねって思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
わかる、誰かにカルピス作ってもらえるだけで嬉しいし気持ちが柔らぐ
この本読んで救われる人多いんじゃないかなー愛されなくても別に -
2話目が特に!好き!でした!
こんなに不幸、でも幸せ!元気になれる、そんな話。
自分自身が綺麗な家庭環境に置かれていないから、この先も家族に悩ませられるから、宮田、江永、木村の3人の人生を見て、ちょっと前向き?な気持ちになった。わたし、恵まれてるな、って。励ます側になると、一変、ポジティブになるのは私だけ…?