- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065338544
作品紹介・あらすじ
うちのかわいいねこは、家の外でいったい何をしているの?小学生の男の子、信ちゃんが公園で捨てねこを拾い、保護して、育てる。ねこの秘密を探っていくまでの1年間の子ねこドキドキ成長物語。野球帽にすっぽりはいるくらい小さい茶トラの子ねこは、「トラノスケ」と名づけられる。ラブラドールのでっかいけれど気の弱い犬の「ダン」と、優しい男の子、信ちゃんと暮らすようになる。ある日、信ちゃんは、子ネコのトラノスケの鳴き声が<まってたんだよー>ときこえた、ような気がた。これって空耳? 不思議なことが起きるエブリディ・マジックな物語。●他者の気持ちに寄り添う、あたたかい心を育てる物語。<小学3年生以上対象>巻末に猫大好き作家&画家の「ねことなかよくなる」スペシャルガイド付き。※小学3年生の国語教科書(光村図書)に掲載された「もうすぐ雨に」の主人公の少年と飼いねこのトラノスケが登場する物語です。教科書で『もうすぐ雨に』を読んだ子どもたちは、もっと楽しめます!
感想・レビュー・書評
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4年。公園で拾った猫トラノスケは、犬のダンと違い自由に外での世界を過ごしている様子。似た猫を見つけて、どこで何をしているのかついて行くと…。
全般はサラリと猫を拾う飼う様子で読みやすいので2.3年でも良いかと思うが、後半から猫の出会った人の過去だったり、人の繋がりが見えてきたり猫の声が聞こえるのが当たり前になったりと意外と複雑。 -
公園で茶トラの子ねこをひろったぼく=信ちゃん
家で飼うことになり、トラノスケと名づける
トラノスケ、ラブラドール犬のダンと暮らす日々にはダンのぐあいが悪くなったり、トラノスケが帰ってこなかったり、ハプニングがいっぱい
そして、チリン
どこかですずが鳴ると……
動物と暮らすやさしく、おかしく、ちょっとふしぎな1年間を描いた創作読み物、中学年から読める「わくわくライブラー」から
小学3年の光村版国語教科書に採用されていた「もうすぐ雨に」に登場する主人公と猫の出会いを描いた物語
イラストは『うちのねこ』の高橋和枝
トラノスケはじめ登場する動物たちの表情、しぐさがなんともいえずかわいらしい
「主人公の前に子猫が現れる描写がありますが、あれはほぼ実話です。」──制作秘話インタビュー〜出版社サイト「コクリコ」より
巻末には「ねことなかよくなる豆知識」つき
動物とかかわり、いっしょに暮らす楽しさが伝わる一冊、2023年12月刊
この本であわよくば、あなたもねこ派に! -
ある日拾った茶トラの子猫。それは不思議な猫だった。
こころのなかで会話できたり、よその家で別の名前を持って可愛がられていたり。
不思議な行動をする子猫が可愛い。先住犬との交流や飼うのを反対していたお父さんの変身っぷりが面白い。
猫を飼う楽しさがわかる楽しい本。